• 心地いい素材感で、夏の外出を楽しくしてくれる、お出かけ用のかごは、素材や形もさまざま。今回は、「かご好き」で知られる、アタッシェ・ド・プレス/KOディレクター、岡本敬子さんに、お気に入りの「紙製テープで編まれたかご」のエピソードと素敵な装いを教えてもらいました。
    (『天然生活』2014年8月号掲載)

    かごを持つのは、心意気。日々かごスタイル、が基本

    友人・知人の結婚式でも、華やかなパーティの席でも。モードな服にも、リラックスウエアにも。いつもかごを合わせていることから、「かご番長」とのあだ名をもつ岡本さん。

    「4歳ごろの写真を見ると、すでにかごを持っていた」という筋金入り。仕事柄、国内外を旅することも多く、「かごを現地調達して、そのまま使って持ち帰ってくる」ことも多いとか。福岡の友人が営む店で見つけた紙製テープで編まれたかごも、戦利品のひとつです。

    「金沢の漁港で使われていたものらしく、とても丈夫。北欧っぽい色合わせも、エスプリが効いていて好きなんです」

    画像: 上から時計まわりに、ラトビア製の柳のかご、アリゾナのアンティークモールで見つけた「ナンタケット風」のかご、大きいほうは大分の職人・大橋重臣さんの竹かご、中は鹿児島「創作竹芸とみなが」の竹かご

    上から時計まわりに、ラトビア製の柳のかご、アリゾナのアンティークモールで見つけた「ナンタケット風」のかご、大きいほうは大分の職人・大橋重臣さんの竹かご、中は鹿児島「創作竹芸とみなが」の竹かご

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    <撮影/中島千絵美 取材・文/田中のり子>

    岡本敬子(おかもと・けいこ)
    大手アパレル会社のPR部門での国内外ブランドのプレスを経て、フリーランスのアタッシェ・ド・プレスとして独立。「OTZSHOES」のPRを行うほか、2010年に自身のブランド「KO」を立ち上げる。全国各地の志あるつくり手と組み、アクセサリーや革小物、眼鏡など、質の高い小物類を発表している。

    取材・文/田中のり子(たなか・のりこ)
    衣食住、暮らしまわりの編集・ライター。編集を担当した本は、ワタナベマキさん著
    『旬菜ごよみ365日』(誠文堂新光社)など多数。著書に『暮らしが変わる仕事』(誠文堂新光社)がある。

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです

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