『天然生活』誌上に、2012年11月号から2014年3月号まで掲載された、人気連載「松田美智子の季節の仕事」。その中から、初鰹の「なまり節」を取り上げた記事を紹介します。今回は、「なまり節とトマトのオリーブオイルあえ」をつくります。
(『天然生活』2013年5月号掲載)
(『天然生活』2013年5月号掲載)
先人の知恵に理あり 松田美智子
なまり節を使って なまり節とトマトのオリーブオイルあえ
にんにくと赤とうがらしを加えて熱したオリーブオイルでマリネすれば、保存性も高まり、アレンジの幅も広がります。
材料(4人分)
● なまり節 | 1/2節 |
● オリーブオイル | 1カップ |
● にんにく(薄切り) | 1片分 |
● 赤とうがらし | 1本 |
● トマト | 中1個 |
● 天然塩 | 適宜 |
● しょうゆ | 適宜 |
● 黒七味 | 適宜 |
つくり方
1 小鍋にオリーブオイルとにんにく、種を取った赤とうがらしを入れて熱し、風味を移す。
2 なまり節は7mm厚さに切り、密閉容器に入れ、1の香味オイルで満たして空気に触れないようにし、冷蔵庫で冷やす。空気に触れなければ、1カ月は保存できる。
3 トマトは皮をむき、7mm厚さにスライスする。
4 器に、なまり節とトマトを交互に盛り、漬けている香味オイルをかける。好みで天然塩やしょうゆ、黒七味を添えて食べる。
<料理/松田美智子 撮影/川村 隆 取材・文/小松宏子>
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった四季の保存食づくりをベースに、現代の生活でも無理なくできる、季節の食の楽しみを提案。
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです
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