• 気心知れた3人組。おしゃれにもやはり、共通項があるようです。シチュエーション別のおしゃれを2チームに披露してもらいました。今回は、6人のおめかしの日のコーディネートを紹介します。
    (『天然生活』2016年10月号掲載)

    おめかしの日のコーディネート

    結婚式の二次会や、特別なレストランでのディナーなど。ちょっぴりおめかしスタイル。そのコーディネートはいかに?

    [team イラストレーター]

    画像: [team イラストレーター]

    かれこれ12年ほどのつきあいという3人。情報交換兼、おしゃべりするのが楽しみ。

    落合 恵 さん(おちあい・めぐみ)
    ライフワークは山登り。そのため、ファッションは山“寄り”のスタイルが多い。アウトドアをモチーフにした雑貨の制作・販売も。
    http://www.ochiai-megumi.com

    杉浦さやか さん(すぎうら・さやか)
    やさしいタッチのイラスト+エッセイにファンが多い。雑誌『kodomoe』で親子散歩がテーマのイラストエッセイを連載中。ガーリーで乙女っぽさのあるコーディネートが好み。

    イナキヨシコ さん(いなき・よしこ)
    イラストレーター。主な仕事は書籍・雑誌・広告・テキスタイルなど。イラストレーションにあわせた手描き文字や、ハンドプリントでのオリジナルテキスタイルの制作も。
    instagrum:@inaki_yoshiko_works

    ◇ ◇ ◇

    ふだんはペタンコ靴ばかりだけれど、おめかしのときばかりはヒールをチョイス。またまた偶然にもストラップの靴で3人そろいました。

    イナキさんはシルバーのワンピースが主役。柄タイツ+靴下の重ねばき、ネックレスやバッグでも存分に遊びます。

    杉浦さんは黒でまとめてシックに。でも、バッグでちょっぴりはずすのが上級テク。

    落合さんは、きれいなグラデーションのキュロットが素敵。かごバッグやブローチを加えて乙女っぽいスタイルに仕上げました。

    イナキさん

    シルバーの半袖ワンピースは「ポルカドット」のもの。ボーダーのタイツに「イーリー キシモト」の靴下を重ねばきする上級者テクニックが光ります。ネックレスとピアスは「アンプ」。トートバッグを持っているように見える、だまし絵風のバッグもポイント。鳥をモチーフにしたような靴も「イーリー キシモト」。

    杉浦さん

    フロント部分のレースがかわいいブラウスは、お気に入りのブランド「ネセセア」のもの。きれいなシルエットのパンツは「ユニバーサル ティシュ」。キッチュな雰囲気がかわいいバッグは、大好きな「シスター社」のもの。おちゃめなワンポイントに。靴は「ナオト」。ヒールがあるけれど、とても履きやすい一足。

    落合さん

    グラデーションのキュロットパンツは「ネイティブビレッジ」。おめかしスタイルは、どうしてもモノトーンになりがち。こんなきれいな一枚があれば、それだけできまる。Tシャツは「プチ ローブ ノア」のシンプルなもの。靴とかごバッグは「エバゴス」。お花のブローチはテキスタイル作家の渡邉紘子さん作。

    [team 山とパン]

    自然とパンが大好き。パンを持ち寄り景色のいいところで食べるのが楽しみ。

    画像: [team 山とパン]

    坂下真希子 さん(さかした・まきこ)
    アフタヌーンティー・ティールームで開発を担当。基本は一日イチ煮物をつくること。パンと甘いもの、南インド料理が好き。週末だけの山生活スタート。一田憲子さんのウェブサイト「外の音、内の香」で「毎日パンとサラダ弁当。ときどき山生活日記」を連載中。
    instagram:@donuts1010

    西 希 さん(にし・のぞみ)
    フォトグラファー。1児の母。旅するような気持ちで毎日を過ごす。小物使いと、そのバランス感が上手。こまごまとした道具の多い仕事柄、ポケットの多い服が好き。

    ミスミノリコ さん(みすみ・のりこ)
    ディスプレイデザイナー/暮らしの装飾家。店舗のディスプレイや雑誌、書籍のスタイリングなど幅広く活躍。2019年夏に山形県鶴岡市に移住し、食と暮らしを提案するカフェ&セレクトショップ「manoma」をオープン。
    instagram:@min_msmi

    ◇ ◇ ◇

    大人っぽいスタイルにまとまった山とパン・チームのおめかしスタイル。3人とも黒を基調としたワンピースでぴたりとそろいました。

    ミスミさんはアクセサリーやバッグ、グリーンのタイツでさらに上品さをプラス。

    坂下さんはワンピースが柄物なので小物はシンプルなものをチョイス。

    西さんは、ニットバッグとゴールドの靴にソックスを合わせ、ちょっぴりカジュアルダウン。ストンと着られて楽チンなワンピーススタイルならではの小物使いが光ります。

    ミスミさん

    これ一枚でさまになるワンピースは「ミナ ペルホネン」。何年も前から愛用している。グリーンのタイツを合わせて。クラッチバッグはオランダ発の毛糸、ズパゲッティを使って自作したもの。ズパゲッティはTシャツやカットソーの切れ端をリサイクルした糸。ベーシックな形ながら、特大のフリンジがポイント。

    坂下さん

    黒白の大柄が印象的な「マリメッコ」のワンピースを主役にして。このワンピースは息子さんの保育園の卒園式、小学校の入学式にも活躍した一枚。モノトーンだから、きちんとした場にも最適。靴はレペットの低めパンプスをチョイス。革のバッグは「アーツ&サイエンス」。色を抑えて大人っぽいスタイルに。

    西さん

    カッティングが絶妙なワンピースは「エヴァローレン」のサンプル品。素材と形が気に入って購入。シンプルだけどかなり使える一枚で、カジュアルなスニーカーと合わせて普段使いもできるそう。靴は「トゥーアンドコー」のゴールド。バッグは「CIANSUMI」。大きなコットンパールのピアスは「プチ ローブ ノア」。





    <撮影/大森忠明 ヘアメイク/相馬久美子 取材・文/結城 歩 構成/fika>

    ※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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