• 本格的なスパイスを使って元気な体をつくりませんか。マバニ・マサコさんに、サクッとした皮が美味しい 「じゃがいものサモサ」のつくり方 を教えていただきます。

    じゃがいものサモサ

    画像: じゃがいものサモサ

    色々な場所でサモサを食べてきましたが、本当にそれぞれの味がありました。

    その中で美味しいと感じたサモサは、皮が美味しいもの

    皮が重かったり、油っぽかったりすると、せっかく作った美味しい中身も台無しになってしまうのです。

    ここでご紹介するサモサの皮は、あまり捏ね過ぎないことでサクッとした美味しい食感を作り出しています。

    そのため成型する時には、円周が少しゴツゴツしてしまうかもしれませんが、具を包んだ後に指先で閉じるので、最終的には綺麗に仕上がりますよ。

    上手に仕上げるために:

     サモサの皮をコーン型にする時に、薄力粉と同量の水を混ぜて作った糊をつけてから貼り合わせると、揚げている途中で、皮が剥がれにくくなります。

     サモサの皮に詰め物を詰める時、あまり詰めすぎると揚げている最中に破裂してしまいますので、程々の量を詰めて。

     低めの油でじっくりゆっくり揚げると、サックリ油っぽくなく仕上がります。

    サモサをもっと美味しく食べる

    もちろんそのままでも美味しいですが、コリアンダーチャッネを添えたり、ケチャップを添えて食べると美味しさが引き立ちます。

    サモサの中身のつくり方

    材料

    ● A
    ・じゃがいも中2個
    ● B
    ・青唐辛子(ヘタと種を除きみじん切り)2本~3本
    ・生姜・ニンニク(みじん切り)各小さじ2
    ・赤玉ネギ(みじん切り)小1/6個
    ● 植物油大さじ1
    ● マスタードシード小さじ1/2
    ● クミンシード小さじ1/2
    ● ヒング小さじ1/8
    ● C
    ・グリンピース大さじ3
    ・ターメリック小さじ 1/4弱
    ・コリアンダーパウダー小さじ1強
    ・塩小さじ1/2強
    ● D
    ・香菜(みじん切り)大さじ2
    ・チリパウダー小さじ1/2~好みの量
    ・マンゴパウダー(あれば)小さじ1/8
    ・チャットマサラ(あれば)小さじ1/4
    ・レモン果汁小さじ2~好みの量

    つくり方

     じゃがいもは皮ごと茹で、皮を剥き大きめのボールに入れ、マッシュポテトにする。このときフォークでマッシュするとよい。

    画像1: つくり方
    画像2: つくり方

     厚手のフライパンに油を温め、マスタードシードを加え弱めの中火で温める。

     マスタードシードがはじけ始めたら、クミンシード・ヒングも加え、火を弱め、時々混ぜながら加熱する。

     マスタードシードの音が静まったら、Bの野菜を順に加え混ぜながら加熱する。

     玉ねぎが透き通ったら火を止め、Cを加え30秒ほど良く混ぜる。

    画像3: つくり方

     のマッシュポテトに、Dを加え、手でよく混ぜラップをしておく。

    画像: チャットマサラ

    チャットマサラ

    画像: マンゴパウダー

    マンゴパウダー

    画像: チリパウダー

    チリパウダー

    画像: 香菜

    香菜

    画像: レモン果汁

    レモン果汁

    画像4: つくり方
    画像5: つくり方
    画像6: つくり方
    画像: サモサをつくる 〜中身をこねる|マバニ・マサコの本格スパイス料理|天然生活web youtu.be

    サモサをつくる 〜中身をこねる|マバニ・マサコの本格スパイス料理|天然生活web

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    サモサの皮のつくり方

    画像: サモサの皮のつくり方

    材料

    ● A
    ・薄力粉113g
    ・強力粉50g
    ・コーンスターチ大さじ1
    ● B
    ・塩小さじ1/2
    ・クミンシード小さじ1/4
    ・黒胡椒粗挽き小さじ1/2
    ● 植物油大さじ1
    ● ギー大さじ2
    ● 水60ml~80ml
    ● 糊(小麦粉大さじ1に水大さじ1を加え混ぜておく)

    つくり方

     Aは混ぜてから、ふるいにかけ、大きめのボールにBも加え混ぜておく。

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     に油・ギーを加え、指先でしごくように粉となじませる。

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    画像: サモサの皮をつくる 〜油と粉をなじませる|マバニ・マサコの本格スパイス料理|天然生活web youtu.be

    サモサの皮をつくる 〜油と粉をなじませる|マバニ・マサコの本格スパイス料理|天然生活web

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     の作業を3分程続けると、粉をつかんで握るとひとかたまりにまとまるようになる。

    画像14: つくり方

     少しずつ水を加えながら、粉をひとまとめになるように、粉を巻き込見ながらまとめ、捏ねすぎない。

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     ひとかたまりになったら丸く形を整え、ラップをかけ30分ほど常温で取り置く。

    画像19: つくり方
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    サモサの成型

     サモサの皮にする生地を10等分にする。

    画像1: サモサの成型
    画像2: サモサの成型
    画像3: サモサの成型
    画像: ラップをして5分〜10分程度ねかせるとよい。

    ラップをして5分〜10分程度ねかせるとよい。

     一つ取り出し丸め、手のひらで軽くつぶす。

     台の上に乗せ、麺棒で直径12cmの円に伸ばす。

    画像4: サモサの成型
    画像5: サモサの成型
    画像6: サモサの成型

     の生地の中心を切り、半円にする。

    画像7: サモサの成型

     切った部分を重ね合わせ円錐状にするが、この時一方に糊を塗ってから重ね、指で押して止める。

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    画像9: サモサの成型
    画像10: サモサの成型

     アイスクリームのコーンを持つように円錐を手の中に入れる。

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     詰め物をペストリーの8分目まで詰める。

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     入れ口の部分に糊を塗り、合わせて閉じ、指で押さえ折り曲げる。

    画像13: サモサの成型
    画像14: サモサの成型
    画像15: サモサの成型
    画像: サモサをつくる 〜皮で中身を包む|マバニ・マサコの本格スパイス料理|天然生活web youtu.be

    サモサをつくる 〜皮で中身を包む|マバニ・マサコの本格スパイス料理|天然生活web

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     台の上にサモサを立たせるようにして、形を整える。

    10 170度の油でじっくりゆっくり揚げる。

    画像: サモサを揚げる|マバニ・マサコの本格スパイス料理|天然生活web youtu.be

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    〈料理/マバニ・マサコ 撮影/林 紘輝〉

    画像16: サモサの成型

    マバニ・マサコ
    インド料理・スパイス料理研究家。嫁ぎ先で継承されてきたインドのアーユルヴェーダ的考えを取り入れながら、素朴なスパイス使いと癒される味を日本の家庭に紹介している。著書に『いちから始めるインドカレー』(柴田書店)ほか。新著製作中。Instagramでは日々の料理をUP。

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