• 毎日の食事に発酵食品を取り入れてみませんか? 料理家であり、発酵マイスターでもある榎本美沙さんに、発酵食品の魅力やレシピ、おすすめのものを紹介していただきます。

    はじめまして

    天然生活webをご覧のみなさま、はじめまして。

    今回から連載でお世話になることになりました、料理家の榎本美沙と申します。

    普段は旬の野菜や発酵食品を中心にレシピ制作をしています。こちらの連載では、個人的にも大好きな発酵食品を中心に、レシピやおすすめのものをご紹介できたらと思っています。

    たくさんの方に読んでいただけたら嬉しく思います。これからどうぞよろしくお願いいたします!

    私のこと

    画像: 私のこと

    最初ですので、どうして私が発酵食品が好きなのか、少しだけお話させてくださいね。

    私は以前は会社員だったのですが、もともとおみそ汁が大好きで、忙しい中でもほぼ毎日おみそ汁を飲んでいました(ちなみに今ではほぼ毎食です…)。

    料理家になった時、おみそ汁好きがきっかけで、おみそのレシピ開発をたくさんさせていただいたのですが、それがご縁で他の発酵食品の仕事も多くなり、発酵マイスターの資格を取って勉強したり、自分でもいろいろな発酵食品を作るようになりました。

    発酵食品の定番、甘酒や塩麹から、発酵白菜、発酵ゆず、発酵あんこなどなど、どんどん発酵食品作りにはまっていきました。

    発酵食品の3つの魅力

    私が感じている発酵食品の魅力は3つ。

    1.おいしいこと

    画像1: 1.おいしいこと

    まずは、おいしいこと!

    例えば、お肉やお魚をみそや塩麹などに漬け込むと、酵素の働きでやわらかくなったり、コクが増したりします。漬け込むときに塩分を少し控えても、うまみのおかげでおいしく仕上がります。

    あとは、乳酸菌で発酵させる発酵白菜も、白菜を塩揉みするだけですが、日が経つにつれてうま味とほどよい酸味が増して、おいしくなっていきます。

    画像2: 1.おいしいこと

    2.体にうれしいこと

    そしてふたつめの魅力は、体にうれしいこと。

    例えば甘酒。甘酒は「飲む点滴」とも呼ばれていますが、代謝を促進するビタミンB群豊富だったり、体内ではつくれない必須アミノ酸が全種類入っていたり、栄養満点の食材なのです。

    画像: 2.体にうれしいこと

    3.奥深いこと

    それから最後の魅力が奥深さ。

    発酵というのは微生物の働きなので、本当に奥深いです。例えばみそを毎年仕込むのですが、同じ分量でも出来上がりの味が変わるのです。

    画像1: 3.奥深いこと

    今年のみそは甘めだな、今年のみそはすっきりしてるなど、毎年出来上がるのが楽しみになっています。

    わからないことも多いという奥深さも発酵の面白いところ、まだまだ試したいこと、研究したいこと、盛り沢山です。これから少しずつ、発酵食品のことをご紹介していけたらと思いますので、ご覧いただけたらと思います。

    次回は少量で気楽に仕込む、みそ仕込みについて書かせていただきたいと思います。ぜひ楽しみにしていただけたらと思います!


    画像2: 3.奥深いこと

    榎本 美沙(えのもと みさ)
    料理家/発酵マイスター
    広告会社勤務の傍ら、夫婦で一緒に料理を作るレシピ紹介サイト「ふたりごはん」を開設。その後、調理師学校を卒業し独立。発酵食品、旬の野菜を使ったレシピ開発が得意。テレビ、雑誌や書籍、WEBへのレシピ提供、イベント出演などを行う。
    著書に、『ジッパー袋でかんたん季節の保存食』(家の光協会) amazonで見る 、『野菜の「べんり漬け」』(主婦の友社) amazonで見る がある。

    ●Instagram:@misa_enomoto
    https://www.instagram.com/misa_enomoto/
    ●YouTube:「榎本美沙の季節料理」
    https://www.youtube.com/channel/UCGiEIACoA-INiZuSFhoksYA



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