• お笑いコンビ、たんぽぽの白鳥久美子さんは、おばあちゃんっ子だったこともあり、「ばあちゃん仕事」に憧れ、愛してやみません。今日も、手を動かして、暮らしを作る。白鳥さん流の「楽しい小さな暮らし」をご紹介します。今回は、 ステイホームのヒマ潰しに、美しい思い出とともに妄想の旅へ

    思い出の宮古島の旅

    引き続きヒマしています。

    そもそもインドアな人間なので、外に出なくても割と平気です。

    そんな私でも今、猛烈にやりたいことは友達や先輩とゴハンを食べながらのお喋り。リモートやグループLINEでは、たわいもない話しで盛り上がってはいるんですが、なんか物足りないです。

    一緒にゴハン食べるって楽しかったんだなぁとつくつぐ思います。早くみんなと気軽に会える日が来るといいですね。

    さて、現在の私のヒマ潰しの1つに「脳内旅行」があります。

    コロナ以前は、夏休みは宮古島、秋は温泉、正月休みは海外へ。といった感じで年に3回ほど旅行に行っていました。

    宮古島旅行は仲間達と5年ほど続いている恒例行事。もともとは、友達の女芸人がバイトしていたお店の社員旅行に、私が混ぜてもらったことがきっかけでした。

    「とにかく海がキレイで、ハワイよりすごい。絶対見た方がいいから一緒に行こう!」と、誘われて行ったら驚いた。こんなに透き通る水があるのか、こんなに青い海があるのか、こんなに色鮮やかなお魚が泳いでいるのか。

    画像1: 思い出の宮古島の旅

    私は自分がカナヅチなことも忘れて夢中になって海を泳ぎ、潮に流されて危ない目にあったことは、今ではいい思い出です。

    海は美しいけど恐ろしい場所。そんな畏怖の念も抱かせてくれたのです。いや、ただの私の不注意か。

    それ以降、少しずつ旅の仲間が増えて、なかには宮古島に移住してしまった友達もいます。

    「宮古島に行けないのがコロナ禍の今はつらいね。」そんな話しをしていると、妄想が止まらなくなってきました。

    画像2: 思い出の宮古島の旅
    画像3: 思い出の宮古島の旅

    1日目は始発の飛行機で宮古島へ。到着後みんなで宮古そばを食べたら、そのまま海へ。浅瀬でパシャパシャ。バナナボートなんかをやってもいい。民宿へチェックインしたらシャワーを浴びて少し昼寝。夕方から行きつけの居酒屋へ。明日は朝から沖に出てシュノーケリングをするからお酒はほどほどにして就寝。

    2日目。民宿のおばあが作ってくれる朝ごはん食べたら、海へ。シュノーケリング。泳いで泳いでお魚を見て亀を見つけて大はしゃぎ。帰って昼寝をしたら、夕方からバーベキュー。オトーリが始まります。

    オトーリとは、代表者が口上を述べて泡盛を回し飲みする宮古島の風習です。どこからか島民もぞくぞく集まってきて大宴会に。酔い覚ましに民宿の屋上に上がって夜空を眺める私たち……

    脳内でそんな旅行を再生していていたら、それなりに楽しくなってきたので、思い込みが強めの方にはオススメです。

    今、私はガイドブック片手に脳内旅行でタイにいます。



    画像4: 思い出の宮古島の旅

    白鳥久美子(しらとり・くみこ)
    1981年生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部卒。2008年に川村エミコとたんぽぽ結成。10年、フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の公開オーディションで新レギュラーの座をつかみ一躍人気者に。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。趣味は、散歩、高圧電線観察、シルバニアファミリー。特技は、詩を書くこと。唎酒師(日本酒のソムリエ)の資格ももつ。




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