• 古くから日本人の暮らしで使われてきたシルクは、体温を調節してくれたり、紫外線やにおいを防いでくれたり、うれしい機能がたくさん。いま、冷えとりなどで再び注目されているシルクの魅力をお伝えします。

    夏は涼しく、冬はあたたかく

    画像: 夏は涼しく、冬はあたたかく

    シルクの一本の糸は、非常に細い糸が集まってできています。そのため、糸と糸の間に空気の層がたくさんあります。この空気の層とシルク自体が持つタンパク質成分のおかげで、夏は汗や熱を放出し、冬は体をあたためてくれるのです。

    女性の体は子宮があることで、臓器が複雑に絡み合っているので、冷えやすいといわれています。そのため、下半身をあたためることが大切ですが、シルクはまさに冷えとりに最適な素材。

    シルクの靴下やレッグウォーマー、パンツを身に着けることで、体全体の体温を一定に保ち、冷えを解消することができます。

    それでは、シルクの特徴を詳しくみていきましょう。

    シルクがもつ5つのうれしい機能

     夏は汗を放湿し、体温調節する

    画像: 1 夏は汗を放湿し、体温調節する

    シルクは呼吸をする繊維といわれ、夏は放湿性に優れ、汗を外に逃しエアコン環境下ではその保温性が体温を保ってくれます。

     冬は軽いのに、抜群の保温性

    画像: 2 冬は軽いのに、抜群の保温性

    冬には冷気を防ぎます。シルクの繊維は非常に細く、それが重なり合って一本の糸ができているので、きめ細かい空気の層があります。だから薄い生地なのに、抜群の保温性を保つことができるのです。シルクは、軽いのにとても暖かい素材なので、普段着としてはもちろん、旅行先でも重宝します。

     紫外線を防ぐ

    画像: 3 紫外線を防ぐ

    シルクの繭に含まれるアミノ成分は、夏の強い紫外線もしっかり吸収分解します。

     菌を増やさず、臭わない

    画像: 4 菌を増やさず、臭わない

    シルクは菌を増やさない静菌作用を持っているため、防臭効果があります。足の匂いが気になる方や足裏にトラブルがある方にはシルクの五本指ソックスがとてもオススメです。

     肌に負担がない

    画像: 5 肌に負担がない

    シルクに含まれるアミノ成分は、人体とほとんど同じ18種のアミノ成分でできているため生体適合性があります。その性質を生かし、近年では衣服だけでなく化粧品としても活用されてきました。人肌に近い成分だからこそ、寄り添うように肌馴染みよく保湿してくれます。

    なぜ、こんなにもシルクが多機能かというと、シルクはもともと蚕が自分の身を守るためにつくり出している繊維だからです。その命の力に感謝し、丁寧に無駄なく使っていきたいものですね。

    シルクをもっとカジュアルに

    画像1: シルクをもっとカジュアルに

    シルクは高価で洗濯もしづらく、扱いづらいイメージがあると思います。

    けれど弥生時代から日本の暮らしの中で愛されてきた素材。本当はもっとカジュアルに使えるものなのです。そして体のケアをするとき、シルクほど頼りになる素材はありません。

    まずは、普段着にシルクを取り入れて、生地のなめらかな肌触りや抜群の着心地を楽しんでみてはいかがでしょうか。

    次回の記事では、シルクの町・群馬県桐生市でシルクのお洋服やライフスタイル雑貨を展開しているブランド「SILKKI(シルッキ)」と人気アイテムである「シルッキパンツ」をご紹介します。


    〈画像提供/SILKKI〉

    画像2: シルクをもっとカジュアルに

    SILKKI
    シルクに特化したライフスタイルブランド。群馬県桐生市の織物メーカーである桐生整染商事株式会社にて、自社で織ったシルクの織物を使い、洋服やライフスタイル雑貨を展開している。

    公式サイト:https://www.silkki.jp/
    オンラインショップ:https://silkki.shop/
    インスタグラム:@ silkki_kiryu



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