洋食にもみそ汁を添えて
わが家の食卓は、発酵食品をたくさん使うこともあり、圧倒的に和食派。でも、洋食の日もあります。そんな時もみそ汁は必須で、少しだけ洋食に寄り添ったものにします。
食材をトマトやアスパラ、ブロッコリーなど洋風の食材にしたり、豆乳や牛乳を加えてミルクスープのようにしたり、仕上げにチーズやオリーブオイルをかけてみたり。
ちなみに、わが家は洋食を作る時にもみそを使うことが多く、それでみそ汁ともマッチさせやすいのかもしれません。みそは、うま味のある食材や他の発酵食品との相性がよいので、洋食によく使うトマトやチーズのような乳製品とも相性がよいのです。
ミートソースの隠し味にいれてみたり、グラタンに入れてみたり。
パンにも入れて、“みそパン”を作ってみたりします。
ちなみにこのみそパンは、卵黄をたっぷり使うので、卵白を使ってみそ汁を作ると食材も余らずに一石二鳥です。
みそ汁の具材はトマトとモッツァレラチーズ
今回ご紹介するのは、具材にトマトとモッツァレラチーズ 、ベーコンと洋風の食材をたっぷり使ったみそ汁。モッツァレラチーズをみそ汁に……意外かもしれませんが、びっくりするくらい合いますので、ぜひ。
モッツァレラチーズは加熱しすぎると硬くなってしまうので、入れたらすぐに盛り付けてくださいね。パスタにも、ハンバーグにも、パンにもぴったりのみそ汁です。
トマトとモッツァレラチーズの洋風みそ汁のつくり方
材料(2人分)
◎ トマト | 1/2個 |
◎ ベーコン | 2枚 |
◎ モッツァレラチーズ | 1袋(100g) |
◎ オリーブオイル | 小さじ1 |
◎ だし汁 | 2カップ |
◎ みそ | 小さじ4 |
つくり方
1 トマトは1cm四方の角切り、ベーコンは1cm幅に切る。
2 鍋にオリーブオイルを中火で熱し、ベーコンを炒める。ベーコンから脂が出てきたらだし汁を注ぎ入れる。
3 煮たったらトマトを加え、温まったらみそを溶き入れ、モッツァレラチーズをちぎり入れてすぐに盛り付ける。
榎本 美沙(えのもと みさ)
料理家/発酵マイスター
広告会社勤務の傍ら、夫婦で一緒に料理を作るレシピ紹介サイト「ふたりごはん」を開設。その後、調理師学校を卒業し独立。発酵食品、旬の野菜を使ったレシピ開発が得意。テレビ、雑誌や書籍、WEBへのレシピ提供、イベント出演などを行う。
著書に、『ジッパー袋でかんたん季節の保存食』(家の光協会) amazonで見る 、『野菜の「べんり漬け」』(主婦の友社) amazonで見る がある。
●Instagram:@misa_enomoto
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●YouTube:「榎本美沙の季節料理」
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