• お笑いコンビ、たんぽぽの白鳥久美子さんは、おばあちゃんっ子だったこともあり、「ばあちゃん仕事」に憧れ、愛してやみません。今日も、手を動かして、暮らしを作る。白鳥さん流の「楽しい小さな暮らし」をご紹介します。今回は、うれしいはじめての妊娠のよろこびを綴ります。

    私、赤ちゃんができました

    私ごとで恐縮なのですが、ご報告させて頂きます。

    私、妊娠しまして夏ぐらいに出産予定です。39歳での高齢出産。不安は尽きませんが、今を楽しんで出産に向けて頑張ります。

    改めまして、今後ともどうぞよろしくお願いします。

    画像1: 私、赤ちゃんができました

    さて、そんなこんながありまして、先輩ママ芸人からアドバイスが。

    「安定期に入った今のうちに、無理のない範囲で動いておいた方がいいよ。」とのこと。

    ベビー用品を買っておいたり、部屋を赤ちゃん迎える為に模様替えしたり、保育園探したり…… え、保育園!? 驚きました。まさか産まれる前から保育園の準備しておくとは。世のお母さんたちってすごいですね。たくましい。カッコイイ。

    区役所で保育園のことを色々教えてもらえるというので、旦那さんと行ってきました。それなりに下調べはしていましたが、やるべき事が分かって良かったです。

    私の住む区では、去年はコロナの影響で、0歳児や1歳児を保育園に預けるのを見送ったご家庭も多かったそうです。保育園に空きがないかと思いきや、コロナ禍で空いていたりもする。難儀なものです。

    さらに保健所で実施している面談に行くと、「こども商品券」というものが、2万円分もらえました。普段は1万円らしいのですが、コロナ禍での出産ということで、2万円に増えたそうです。

    画像2: 私、赤ちゃんができました

    東京都民はさらに「出産応援事業」として10万円分のサービスが受けられるそう。コロナ禍でもいいことあるかもな。なんて思ったりして。ありがたく利用させて頂きます。

    そして、断捨離も始めました。私はどちらかというと、断捨離が好きで物も少ないと思っていたんですが、掘り返すとあるわ、あるわ。

    仕事関係の昔のネタ帳とか、番組の思い出の品なんかが、たんまり。もう使い道はないんですけど、思い出があってどうしても捨てられません。

    画像3: 私、赤ちゃんができました

    「いいとも」に初めて出演した日。客席の100人中1人に該当する質問をしたら「タモさんストラップ」がもらえたのですが、「この中に白鳥という苗字の方いますか?」の質問でゲットしたのが、この思い出のストラップ。眺めていると、タモリさんとの会話まで鮮明によみがえり、捨てられない。

    「めちゃイケ」最終回。セットで置いてあった大道具をどうするのか聞いたら、捨てちゃう。と聞いてもらってきた電飾。電気も点かないし、場所も取るんだけど、めちゃイケのマークが入っていて捨てられない。

    こうして、溜まりに溜まった仕事関係の物が家に溢れています。

    でも、これも私の歴史。年の分だけ物が増えるのは、ある程度しょうがないわよ。ならば、こだわりやわだかまりは捨てて、笑える物だけここに残して新しく前に進みます!

    ……なぁんて、いいように言ったのは、余計に散らかった部屋から目を逸らすためなのでした。



    画像4: 私、赤ちゃんができました

    白鳥久美子(しらとり・くみこ)
    1981年生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部卒。2008年に川村エミコとたんぽぽ結成。10年、フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の公開オーディションで新レギュラーの座をつかみ一躍人気者に。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。趣味は、散歩、高圧電線観察、シルバニアファミリー。特技は、詩を書くこと。唎酒師(日本酒のソムリエ)の資格ももつ。




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