• 料理家で発酵マイスターの榎本美沙さんは、体調がすっきりしない日に「酸辣湯(サンラータン)」を作るそう。味の決めては、さっぱりの黒酢とふんわり卵。食欲不振に陥りがちな季節にもぴったりな「トマト酸辣湯」のつくり方をご紹介します。

    疲れを感じる日は酸辣湯

    こんにちは、榎本美沙です。少しずつ気温が高くなってきますが、温かいスープは体にしみますね。

    私は普段は味噌汁を作りますが、ちょっと疲れて酸味がほしいなぁというときには、酸辣湯をよく作ります。

    黒酢の酸味がおいしい酸辣湯は、食欲がない日や少し遅めのごはんでも、するっと食べられます。

    画像: 疲れを感じる日は酸辣湯

    今回ご紹介するのはトマト酸辣湯ですが、具材はきのこやキャベツなどお好みのもので。少し春雨をいれてもおいしいですよ。

    ちなみに私の夫は酸辣湯にうどんを入れるのがお気に入りで、よくひとりでうどんを入れて食べています。辛いのがお好きな方は、好みでラー油を回しかけてくださいね。

    それから、酸辣湯に欠かせないのがふわふわ卵。ふわふわにするポイントは、火加減です。卵は、菜箸を通じて少しずつ加えた後にひと混ぜし、そのまま数秒おいて固まりだしたらすぐに火を止めるとふわっと仕上がりますよ。

    トマト酸辣湯のつくり方

    画像: トマト酸辣湯のつくり方

    材料(2人分)

    ◎ トマト1個(150g)
    ◎ 水溶き片栗粉(片栗粉小さじ2、水小さじ4を混ぜる)
    ◎ 溶き卵1個分
    ◎ A
    ・黒酢大さじ2
    ・しょうゆ大さじ1
    ・酒小さじ2
    ・鶏ガラスープの素(顆粒)小さじ1
    ・こしょう少々

    つくり方

     トマトは1cmの角切りにする。

     鍋に水2カップを入れて中火にかけ、煮たったらトマト、Aを加える。

    画像1: つくり方

     ふたたび煮立ったら、水溶き片栗粉を混ぜながら加えてゆるめのとろみを付ける。

    画像2: つくり方

     溶き卵を少しずつ回し加え、そのまま数秒おく。固まってきたら、火を止め、器に盛りつける。

    画像3: つくり方


    画像4: つくり方

    榎本 美沙(えのもと みさ)
    料理家/発酵マイスター
    広告会社勤務の傍ら、夫婦で一緒に料理を作るレシピ紹介サイト「ふたりごはん」を開設。その後、調理師学校を卒業し独立。発酵食品、旬の野菜を使ったレシピ開発が得意。テレビ、雑誌や書籍、WEBへのレシピ提供、イベント出演などを行う。
    著書に、『ジッパー袋でかんたん季節の保存食』(家の光協会) amazonで見る 、『野菜の「べんり漬け」』(主婦の友社) amazonで見る がある。

    ●Instagram:@misa_enomoto
    https://www.instagram.com/misa_enomoto/
    ●YouTube:「榎本美沙の季節料理」
    https://www.youtube.com/channel/UCGiEIACoA-INiZuSFhoksYA



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