• いつも部屋が整う秘密は、「見た目も実用性もいい、愛着のわく収納用品を持つこと」。そう話すのは、ディスプレイデザイナー・インテリアスタイリストのみつまともこさん。「もっと素敵に置きたいという気持ちが生まれて、掃除をやる気になり、自然ときれいが続きますよ」。みつまさんが愛用する収納のひとつ、北欧の収納かごを紹介していただきました。

    大らかにしまえて、ふたをすればすっきりと美しい

    みつまさんが愛用するのは、「スポーンコリ」と呼ばれる、スウェーデンの収納かご。薄く裂いたパイン(松)を、職人が伝統的な手法でしっかりと編み込んでいて、とても丈夫。日用品を納めるかごとして、使われてきたそうです。

    「サイズは、小さなものから豊富にありますが、私が持っているのは、持ち手も付いている、大きなサイズ。ベッドの脇で、ベッドリネンやブランケットなどをしまうのに重宝しています」

    画像1: 大らかにしまえて、ふたをすればすっきりと美しい

    シンプルでしまいやすく、日用品をしまっても、ふたを閉めれば簡単に生活感が隠れ、佇まいも美しい。

    この収納なら、ものをすっきりしまえて、周りもきれいにしたい気持ちが芽生えるのもうなずけます。

    さらに、現地で買い付けた北欧のアンティーク品を販売している「スカンティーク」の松崎由貴子さんから、素敵なアイデアを教えてもらったそう。

    「ポプリを入れたサシェをふたの裏側にピンでとめておくと、ふたを開けた時に香りが漂い、しまっているリネン類にもほのかな香りが移ります」

    画像2: 大らかにしまえて、ふたをすればすっきりと美しい

    これなら、手持ちのふたつきの木箱やかごでも、できそうなアイデアですね。

    ◆今回紹介した、「スポーンコリ」

    画像: スポーンコリ 幅63×奥行き37×高さ32㎝(編集部調べ) 38,000円前後(輸入品のため) /スカンティーク skantique.net

    スポーンコリ 
    幅63×奥行き37×高さ32㎝(編集部調べ) 
    38,000円前後(輸入品のため)
    /スカンティーク

    skantique.net

    作り手が減っているそうで、みつまさんが手に入れたものもヴィンテージ。みつまさんが購入した「スカンティーク」は、日本で不定期に展示販売を行っている。2021年は、11月に大阪・池田の「noji+」で開催予定。

    『天然生活』6月号のP.46~50に、環境の負荷も少なく、洗練されたデザインと日々の実用性を兼ね備えた収納用品をみつまともこさんにご紹介いただいた『暮らしにやさしい収納用品』が掲載されています。ぜひご覧ください。



    <スタイリング/みつまともこ 撮影/滝沢育絵 取材・文/秋山香織>

    画像3: 大らかにしまえて、ふたをすればすっきりと美しい

    みつまともこ(みつま・ともこ)
    ディスプレイデザイナー、インテリアスタイリスト。衣食住にまつわる、ショップなどのディスプレイデザインや、雑誌・書籍などでのスタイリング、飾り方などのアイデア提案などで活躍。著書に、『暮らしの図鑑 ガラス』(翔泳社)amazonで見る プライベートでは、夫と小学生の娘の3人暮らし。

    https://www.mitsumatomoko.com/
    インスタグラム@mitusmatomoko



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