簡単で自由度が高いパフェ
こんにちは、榎本美沙です。今月は、じめじめした時期にもおすすめな、気分もさっぱりする発酵おやつをご紹介します。
今回はパフェ。「パフェ」と聞くと、少し特別な感じがして、つくるのが、特に盛り付けが大変そうですが、私がよくつくるヨーグルトパフェはそんなことはありません。
まず、クリームはヨーグルトで手軽に。生クリームは使わず、砂糖も使わずにつくります。水切りしたヨーグルトにはちみつを混ぜることで、程よいコクと甘味のさっぱりクリームに仕上がります。
そして、盛り付けも簡単です。ヨーグルトクリームとお好みのフルーツ、グラノーラを合わせて盛り付けるだけ。
もちろん、グラスの中が層になるように盛ってもよいのですが、今回は広めの器に盛り付けてみました。
これならドキドキせずに、気持ちも楽につくっていただけるかなと思います。ぜひお試しくださいね。
ちなみに、このヨーグルトクリームはパフェに限らず使えます。
生クリームでクリームをつくると半端に余ってしまうこともあるので、少量のクリームを使いたい時は、ヨーグルトクリームで代用するのがおすすめです。
シフォンケーキ、クレープ、スコーンやパンケーキに添えたり…...
もっとふんわりしたクリームにしたい場合や、たっぷりのクリームを使う時には、生クリームを使ったクリームにしても。
生クリームをしっかりと泡立て、そこに水切りヨーグルトを加えてさらに混ぜ合わせます。いつものホイップクリームが軽やかでさっぱりとした味わいに仕上がります。
こちらのクリームは、フルーツサンドなどがおすすめ。さっぱりしたクリームは、フルーツとも相性がいいです。
フルーツサンドは、私のYouTubeでもつくり方をご紹介しているので、よろしければそちらもご覧くださいね。
https://www.youtube.com/watch?v=Xe8sqS98f-c
ヨーグルトクリームの小さなパフェのつくり方
材料(2人分)
◎ キウイ | 1個 |
◎ 水切りヨーグルト | 200g |
◎ はちみつ | 大さじ1 |
◎ グラノーラ | 適量 |
つくり方
1 水切りヨーグルト、はちみつを混ぜてヨーグルトクリームにする。
2 キウイは食べやすい大きさに切る。
3 器にヨーグルトクリーム、キウイ、グラノーラを飾る。
ポイント 水切りヨーグルトのつくり方
ボウルの上にざるをのせ、キッチンペーパーなどを敷いて、ヨーグルトを入れラップをかけて、冷蔵庫でひと晩水切りする。
※商品によりますが、ヨーグルト400gをひと晩水切りすると200g程度になります。
榎本 美沙(えのもと みさ)
料理家/発酵マイスター
広告会社勤務の傍ら、夫婦で一緒に料理を作るレシピ紹介サイト「ふたりごはん」を開設。その後、調理師学校を卒業し独立。発酵食品、旬の野菜を使ったレシピ開発が得意。テレビ、雑誌や書籍、WEBへのレシピ提供、イベント出演などを行う。
著書に、『ジッパー袋でかんたん季節の保存食』(家の光協会) amazonで見る 、『野菜の「べんり漬け」』(主婦の友社) amazonで見る がある。
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