• 保護犬とはぐくむポジティブで豊かな暮らしをご紹介。DIYや家族との日々をつづるinstagramが人気のtomooo.25さんは、2020年秋に元保護犬「ベル」を家族として迎えました。今回は、tomooo.25さんの家に来てはじめて迎える、ベルの誕生日のお話です。

    家に迎えて半年、はじめての誕生日

    やせ気味だったベル

    我が家に来て半年が経ったベル。来た頃の体重は10キロでした。

    それがこの犬種の普通なのか(ベルは「イングリッシュコッカースパニエル」という犬種です)どうかわからなかったので、病院で聞くと、“やせ気味”とのことでした。

    これまでは散歩に行くこともなかっただろうからお腹が空くこともあまりなかったのかなぁ? そんなことを思いながら散歩したり、子どもたちとたくさん遊ばせたりしました。

    すると、食べる食べる(笑)

    規定の量を食べても物足りないのか、おやつもたくさん食べる! その姿を見て「もう大丈夫だね」と、みんなで安心しました。

    画像: やせ気味だったベル

    ベルを引き取る際に見た書類には「2019年6月2日生まれ 1歳」と書かれていました。

    「心雑あり」だったため、若くして繁殖犬から保護犬となったベルですが、「それにしても若いですね」と保護施設の方に言うと、「書類にはそう書かれていますが、絶対とはいえません。以前、ここから引き取ったあとに病院に連れて行ったワンちゃんは『聞いていた年齢よりかなり上』と言われた、とおっしゃっていた方もいらっしゃるので……」とのことでした。

    そんなこともあるんだとちょっとびっくりしましたが、ベルが何歳であっても誕生日がいつであっても、ベルはベル。

    2021年6月2日、無事に2歳を迎えました。

    誕生日は家族みんなの「おめでとう」から

    画像1: 誕生日は家族みんなの「おめでとう」から

    誕生日の朝は、家族全員から「ベル、お誕生日おめでとう~」の嵐!

    いつもはみんな忙しい朝。でもこの日は朝からたくさんかまってもらえて、ベルも嬉しそうでした。

    楽しそうに遊ぶツインズとベルの顔を見てると“毎日こんな朝だったらいいのにな”という気持ちになりましたが、きっとベルも同じ気持ちだったでしょうね。

    画像2: 誕生日は家族みんなの「おめでとう」から

    家族みんなが出かけてからのお散歩では、毎朝立ち寄るばぁばの家に行き、ばぁばにも「おめでとう」を言ってもらいました。プレゼントにと、おいしそうなおやつをもらったベル。

    さんざん食べたあと、今度は近所に住む弟とバディ(弟宅の保護犬)に遭遇。

    そのまま弟宅の庭でベルをバディと遊ばせていたら、「ベル、お誕生日おめでとう」とまたまたおやつをゲット!

    画像: もらった牛アキレスをほおばるベル

    もらった牛アキレスをほおばるベル

    もう、朝から食べすぎだからダメ~! と思いましたが、年に一度の誕生日だしね。

    ほどほどに食べてもらい、残りはベルにばれないようにもらって帰ってきました(笑)

    保護犬は年齢や誕生日がわからない

    画像1: 保護犬は年齢や誕生日がわからない

    冒頭でもお話しましたが、保護犬、保護猫は年齢や誕生日が本当ではないこともあるのが現実です。

    ベルは歯の状態や毛並みもよかったのでおそらく1、2歳(誕生日前の時点)でしょうとのことでしたが、なかには歯の状態から見て、聞いている年齢よりもう少し上だと判断されたワンちゃんもいます。

    年齢を知ることでできるケアもありますが、実年齢を知らなくても毎日触れ合うことでわかることもたくさんあります。そのためにも、毎日のスキンシップがより大切だなと感じます。

    これからも一緒に誕生日をお祝いできるように、いつまでも長生きしてね、ベル。



    画像2: 保護犬は年齢や誕生日がわからない

    tomooo.25
    夫、双子の男の子、元保護犬ベル、キンクマハムスターの4人+2匹暮らし。自宅の家具をほぼすべてDIYでカスタム。休みの日は家族でDIYをしたり、釣りやキャンプに行ったりとアウトドアが大好き。ベルを迎えてからはベルとの朝夕の散歩が毎日の日課。DIYのアイデアや、家族やベルとの暮らしについてinstagramやブログで日々更新中。
    インスタグラム:@tomooo.25
    ブログ:https://profile.ameba.jp/ameba/tomooo-25/

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    『保護犬と暮らすということ(別冊 天然生活)』

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    犬を飼いたいと思ったときに、ペットショップで「買う」だけでなく、保護犬を「迎える」という選択肢もあるということを広く伝えたい。そんな思いから生まれた1冊です。

    保護犬を実際に迎え入れた方々の、ありのままの暮らしを楽しく伝えることで、保護犬たちの魅力を伝えるとともに、少しでも保護犬を迎えるきっかけとなればと願っています。



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