料理家の松田美智子さんにあじの南蛮漬けのつくり方を教えていただきました。甘酸っぱい南蛮漬けは、野菜もたっぷり取れて、栄養バランス抜群。カリっと揚げたあじにたれをかけ、冷蔵庫で1時間ほど置いて味をなじませてくださいね。途中上下を入れ替えると、さらに味のなじみがよくなります。
あじの南蛮漬けのつくり方
カリっと揚げたあじに、甘酸っぱいたれをしみ込ませて。
玉ねぎと赤ピーマンとの相性も抜群です。
材料(2人分)
● 真あじ | 2尾 |
● 塩、白こしょう | 各少々 |
● 薄力粉 | 適量 |
● A | |
・だし汁 | 1カップ |
・酒 | 大さじ2 |
・三温糖 | 大さじ1 |
・米酢 | 大さじ3 |
・しょうゆ | 大さじ1と1/2 |
・赤とうがらし(小口切り) | 小さじ1/2 |
● B | |
・生姜(せん切り) | 大さじ2 |
・玉ねぎ(※1) | 1/2個 |
・赤ピーマン (※2) | 1個 |
● 揚げ油 | 適宜 |
● 粗挽きこしょう | 少々 |
※1 玉ねぎは、繊維に沿って5mm厚さに切る。
※2 赤ピーマンは、縦半分に切り、種ワタをそいで薄切りにする。
つくり方
1 あじは、ぜいごをとって、三枚におろし、腹骨をそぎ落とし、塩、白こしょうをする。あじの両面に薄力粉を、茶こし等を通して薄く振る。
2 Aを小鍋で煮立て、冷ましておく。Bを合わせておく。
3 中温の油で、1のあじをカリっと揚げる。密封容器にBの半量を敷き、揚げたあじを熱いうちに並べ、残りのBをのせ、Aをかけ、冷蔵庫で1時間冷やす。途中上下を入れ替えると、味のなじみがよい。
失敗しない、あじの三枚おろしの方法(松田美智子さん流)
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。
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