• 料理家の松田美智子さんにきゅうりと鶏肉の山椒炒めのつくり方を教えていただきました。山椒の香りがふわっと香り、きゅうりと鶏肉のうまみがより一層引き立ちます。

    きゅうりと鶏肉の山椒炒めのつくり方

    画像: きゅうりと鶏肉の山椒炒めのつくり方

    ピリッと山椒がアクセントになり、白米とも相性抜群です。

    材料(2人分)

    ● きゅうり2本
    ● 鶏もも肉1枚
    ● A
    ・ 片栗粉大さじ1
    ・ ナンプラー大さじ1
    ・ 酒大さじ2
    ・ 白こしょう少々
    ● 長ねぎ1/2本
    ● ごま油大さじ2
    ● ナンプラー大さじ1
    ● 粉山椒大さじ1と1/2
    ● 塩少々
    ● 米酢大さじ1

    つくり方

    画像1: つくり方

     きゅうりは、種を除き、ひと口大の乱切りにする。鶏もも肉は、皮と余分な脂を除き、下包丁を入れ、ひと口大にそぎ切りにする。長ねぎは5cm長さの短冊切りにする。

    画像2: つくり方
    画像3: つくり方

     下処理した鶏もも肉に、Aを順に揉み込む。

    画像4: つくり方
    画像5: つくり方
    画像6: つくり方

     中華鍋にごま油を中温で熱し、鶏もも肉を加え炒める。7分どおり火が入ったら、長ねぎ、きゅうりを加え、強火で炒める。ナンプラーで味をととのえ、粉山椒を加える。味をみて塩と米酢で調味する。

    画像7: つくり方
    画像8: つくり方
    画像9: つくり方
    画像10: つくり方

     器に盛り、粉山椒をあしらう。

    きゅうりのこと

    画像1: きゅうりのこと

    きゅうりの原産地はヒマラヤと言われ、日本へは中国から伝わりました。江戸時代ごろまでは黄瓜(きうり)と呼ばれていたそうですが、その後中国名の胡瓜という漢字をそのまま当て字にされたようです。改良を重ね現在の白イボの全体が濃い緑のきゅうりに切り替えが進みました。

    現在でも多くの品種が栽培されています。通年当たり前のように手に入る野菜の代表的なものですが、本来の旬は夏。大体6月頃から残暑が残る9月頃までです。この時期は露地栽培もされ、その他の季節にハウス栽培などで収穫されたものと比べて2倍くらいビタミンCを含んでいるそうです。また、その頃はきゅうりの価格も一気に下がり、とても使いやすい野菜となります。


    〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉

    画像2: きゅうりのこと

    松田美智子(まつだ・みちこ)
    日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。

    ◇ ◇ ◇

    『季節の仕事 (天然生活の本) 』(松田美智子・著)

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    (松田美智子・著/扶桑社刊)

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    『おすし』(松田美智子・著)

    『おすし』
    (松田美智子・著/文化出版局刊)

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