• 自分のためにつくって食べる料理は、ほんの少しの工夫と目線の変化で、生活がどこまでも自由になります。そんな、レシピを集めた瀬戸口しおりさんの著書『自分ごはん時々おやつ ひとり分だからうまくいく』から、10分以内でできてちゃんと満足できるお昼ごはんを紹介します。今回は、暑い日もさっぱり頂ける、低カロリーで高たんぱくな「ゆで鶏」を使った、「鶏のさっぱり春雨めん」です。

    ゆで鶏

    画像1: ゆで鶏

    低カロリーで高たんぱくのささ身を使ってヘルシーに。

    めんどうな筋とりはキッチンばさみを使えば簡単。

    酒を加えることで、電子レンジで調理してもパサつかず安心。サラダや卵料理にも。

    材料(つくりやすい分量)

    ● 鶏ささ身2~4本
    ● 酒大さじ1
    ● 塩小さじ1/4

    つくり方

     ささ身はキッチンばさみで筋をとり、手で身を広げて耐熱容器に入れる。酒、水大さじ2を加えてふんわりとラップをかけ、電子レンジ(600W)で2分加熱する。上下を返し、さらに1~2分加熱する。

    画像2: ゆで鶏

     あら熱がとれたら手で大きめに裂き、保存容器に入れて塩を振り、さっとまぜる。

    保存期間 冷蔵室で3~5日

     

    鶏のさっぱり春雨めん

    ベトナム料理の定番といえばフォーだけれど、春雨を使っためんもよく食べられる。

    春雨は水でもどさず使えるうえ、のどごしよく軽やか。

    材料(ひとり分)

    ●春雨30g
    ● ゆで鶏適量
    ● もやし適量
    A
    ● 鶏ガラスープのもと小さじ1/2
    ● 塩適量
    ● 砂糖大さじ1/3
    ● 酒大さじ1
    ● ナンプラー小さじ2
    B
    ● パクチー(ざく切り)適量
    ● セロリの葉(ざく切り)適量
    ● フライドオニオン適量
    ● あらびき黒こしょう適量

    つくり方

     もやしはよく洗ってひげ根をとる。

     なべに 450mLの湯を沸かし、春雨、Aを入れる。春雨がやわらかくなったら、ナンプラー、ゆで鶏を加えてさっと煮る。

     器に盛ってBをのせ、こしょうを振る。好みでレモンをしぼる。

    <料理/瀬戸口しおり スタイリング/池水陽子 撮影/衛藤キヨコ>


    画像: 鶏のさっぱり春雨めん

    瀬戸口しおり(せとぐち・しおり)
    料理家・高山なおみ氏に師事。野菜をはじめ食材のうまみを引き出す料理が得意で、シンプルながら香りや余韻を残すしみじみおいしいごはんとおやつに食いしんぼうのファンが多い。アジア旅が好きで現地の味をイメージして再現するほか、料理上手な友人から聞いた家庭の味をもとにレシピを考えることも。「北欧、暮らしの道具店」のオリジナルドラマ『ひとりごとエプロン』シリーズをはじめ、人気ドラマの料理監修を務めるほか、雑誌、広告でも活躍。『わたしの作りおきおかず』(アスペクト)、『自分ごはん時々おやつ ひとり分だからうまくいく』(主婦の友社)など著書多数。夫と息子と愛猫セリの3人と1匹で暮らす。
    インスタグラム:@kururichan



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