• 料理家の松田美智子さんにサーモンのフライのつくり方を教えていただきました。薄力粉と2度挽きの生パン粉をつけることで余計な油を吸わずサクッとしたフライに仕上がります。メインにもおつまみにもぴったりな一品です。

    サーモンのこと

    画像: サーモンのこと

    「サーモンピンク」と呼ばれるように、つやのある美しい朱紅色で、脂肪の白い筋がきれいに並んでいるものと身がふっくらと盛り上がるように張りを持っているものはタンパク質が豊富。しかも他の魚に比べ、消化・吸収率が高いことで知られています。

    脂がのったものは学習・記憶能力の向上や、動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞・糖尿病など生活習慣病の予防効果があるとされ、EPA、DHAが豊富なのでコレステロールの代謝促進や肝臓の機能強化に効果があるとされています。タウリンも豊富。料理で背側、腹側を選ぶとよいです。

    サーモンのフライのつくり方

    画像: サーモンのフライのつくり方

    ふんわりと柔らかい鮭はパセリが爽やかに香るタルタルソースと相性抜群。

    材料(つくりやすい分量)

    画像: 材料(つくりやすい分量)
    ● アトランティックサーモンの切り身2切れ
    ● A
    ・ 白ワイン大さじ1
    ・ にんにく(すりおろし)小さじ1/3
    ・ オリーブオイル大さじ2
    ・ 塩小さじ1
    ・ 白こしょう少々
    ● 薄力粉適量
    ● 溶き卵適量
    ● 生パン粉(2度挽きして細かくしたもの)適量
    ● 揚げ油適宜
    ● クレソン適宜
    ● B
    ・ 玉ねぎ(みじん切り)1/4カップ
    ・ コルシニヨン(みじん切り)大さじ1
    ・ パセリ(みじん切り)大さじ1
    ・ マヨネーズ1/4カップ
    ● ゆで卵(白身はみじん切にし、黄身は崩す)1個

    つくり方

     Bを合わせ、ゆで卵を混ぜてタルタルソースをつくっておく。

    画像1: つくり方

     サーモンの皮の背側を右下にして包丁を2cm皮と身の間に入れ左手で皮を右に強く引きながら包丁を左に進める。

    画像2: つくり方
    画像3: つくり方

     腹骨をそぎ取り、Aと合わせ15分置き、水気を押さえ薄力粉、溶き卵、生パン粉の順につける。170℃に熱した油で揚げる。ペーパータオルに取り、油を切り、クレソンと盛り付け、タルタルソースを添える。

    画像4: つくり方
    画像5: つくり方
    画像6: つくり方
    画像7: つくり方
    画像8: つくり方

    〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉

    画像9: つくり方

    松田美智子(まつだ・みちこ)
    日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。

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    『季節の仕事 (天然生活の本) 』(松田美智子・著)

    『季節の仕事 (天然生活の本)』
    (松田美智子・著/扶桑社刊)

    『季節の仕事(天然生活の本)』(松田美智子・著/扶桑社刊)



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