• 料理家の松田美智子さんにいとこ煮のつくり方を教えていただきました。小豆の食感がかぼちゃのホクホクをひきたてます。

    いとこ煮のつくり方

    画像: いとこ煮のつくり方

    かぼちゃに砂糖をすり込んでおくとかぼちゃの自然な甘味を感じられます。

    材料(つくりやすい分量)

    画像: 材料(つくりやすい分量)
    ● かぼちゃ400g
    ● A
    ・ ゆで小豆1カップ
    ・ ゆで汁2カップ
    ● 三温糖大さじ2
    ● 酒大さじ3
    ● 薄口しょうゆ大さじ2

    つくり方

     かぼちゃは種を除き、大きめのひと口大に切る。皮を1〜2カ所そぎ、面取りをしてボウルなどへ入れる。三温糖を手で擦りこみ、15分おく。

    画像1: つくり方
    画像2: つくり方
    画像3: つくり方
    画像4: つくり方

     鍋にかぼちゃと三温糖を加え、Aを加えて中火にかけ、沸いたら酒を加える。紙ぶたをし、さらにふたをして中弱火~弱火に火加減を落として10分煮る。味をみて、薄口しょうゆを加えたら、ふたをせずに中火で2〜3分煮て、汁気をとばす。

    画像5: つくり方
    画像6: つくり方

    ゆで小豆のつくり方(つくりやすい分量)

    深めの鍋に水を入れて沸騰させ、水洗いした小豆300gを加える。火加減とさし水で調整して、たえず豆がやさしく踊っている状態を保ち、あくをすくいながら、30~40分、少しかためにゆでる。火を止め、そのまま室温になるまでおき、平ざるで水けを切る。ゆで汁も料理に使うので取りおく。

    ※豆は足が早いので、冷蔵で1日、冷凍保存がよい。


    〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉

    画像: ゆで小豆のつくり方(つくりやすい分量)

    松田美智子(まつだ・みちこ)
    日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。

    ◇ ◇ ◇

    『季節の仕事 (天然生活の本) 』(松田美智子・著)

    『季節の仕事 (天然生活の本)』
    (松田美智子・著/扶桑社刊)

    『季節の仕事(天然生活の本)』(松田美智子・著/扶桑社刊)



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