料理家の松田美智子さんに鯖味噌煮のつくり方を教えていただきました。秋冬の晩ごはんの定番おかずでもある鯖の味噌煮は、ジューシーな鯖に煮汁をからめながらいただきます。
鯖味噌煮のつくり方
鯖を焼き付けてから煮るので、全く臭みのない味噌煮です。
材料（つくりやすい分量）
| ● 鯖（二枚おろしの骨つきを半分に切る） | 1枚 |
| ● 薄力粉 | 適量 |
| ● ごま油 | 大さじ1と1/2 |
| ● 生姜の薄切り | 大さじ2 |
| ● A | |
| ・ 水 | 1カップ |
| ・ 酒 | 大さじ3 |
| ● B | |
| ・ みりん | 大さじ2 |
| ・ 味噌 | 大さじ1と1/2 |
| ● 醤油 | 小さじ1 |
つくり方
１ 鯖の全面に茶こし等で薄力粉を薄くふる。ソテーパンにごま油を引き、中火でしっかり温めてから、鯖の皮を下にして少し抑えるようにして皮面を焼く。一度上下を返して、身を焼く。生姜の薄切りとAを加え、蓋をして5分、ときどき、煮汁をかけながら煮る。
２ Bを加え、蓋をせずに、さらに5分、汁をかけながら煮る。最後に醤油を加えて、味をしめる。
〈料理／松田美智子 撮影／山田 耕司〉
松田美智子（まつだ・みちこ）
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。
◇ ◇ ◇
『季節の仕事 （天然生活の本）』
（松田美智子・著／扶桑社刊）
