• 『天然生活』2022年2月号の表紙は、巻頭を飾っていただいた、フラワースタイリスト・平井かずみさんの「“見立て”を楽しむ 花しつらい」の中の1枚です。

    固定観念にしばられず、発想の転換を楽しんで

    「花器を使わなくても、花生けは楽しめる」と提案しているフラワースタイリストの平井かずみさん。

    たとえば、日々の料理を盛る器。

    さらに視点を広げれば、お菓子の型から、かご、引き出しなどのボックス、巾着まで、暮らしの空間のあらゆるものは、捉えかたひとつで花器になるといいます。

    そんな自由な発想で、使い慣れた日々の道具を花器に“見立て”て楽しむ、花のしつらえ方を教えていただきました。

    そのなかのひとつ、“かご”を花器に見立てたしつらいです。

    画像: 固定観念にしばられず、発想の転換を楽しんで

    水を張れない“かご”には、水を入れる容器をかごの中に入れて花器として使います。

    これを「おとし」といい、ジャムの空きびんや、背の低いカップなどかごから見えないサイズで、水が張れるものなら何でもOK。

    この方法を使えば、かごだけでなく、箱でも巾着でも、何でも花器になるのです。

    画像: 空きびんを「おとし」として使って

    空きびんを「おとし」として使って

    ぜひ、参考にして、気軽に花のある暮らしを楽しんでいただけましたら、うれしいです。

    ちなみに、お花を活けたかごは、あけび・・・とご紹介していますが、正しくは「くるみのかご」です(関係者の皆さま、読者の皆さまに謹んでお詫び申し上げます)。

    こちらは、kegoyaという屋号で山形で活動されているかご作家・熊谷茜さんのものだそう。

    撮影は近藤沙菜さん、原稿は福山雅美さんに担当していただきました。

    いつも素敵な写真と原稿をありがとうございます。

    新しい年の始まり。

    ふだん使いの道具で、気軽に花を、暮らしに取り入れてみませんか?

    ※ 平井かずみさんの記事「“見立て”を楽しむ 花しつらい」は、『天然生活』2022年2月号、P.6~12に掲載されています

    <スタイリング/平井かずみ 撮影/近藤沙菜>



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