• 春の食材が次々と出てくる3月は食卓も華やかな装いに。料理家で発酵マイスターの榎本美沙さんに、つくりおきにピッタリな「春のおから煮」のレシピを教えていただきました。きれいな緑色の春野菜は最後に加えて、色鮮やかに仕上げるのがポイントです。

    春野菜がたっぷり! 色鮮やかなつくりおき「春のおから煮」

    皆さま、こんにちは、榎本美沙です。

    3月は春の食材が次々と出てきて、食卓も春の装い。季節の変わり目ですので、体調に気をつけてお過ごしくださいね。

    今月は発酵食品を使った「つくりおき」レシピをご紹介できたらと思います。

    春の野菜やスナップエンドウ、菜の花をたっぷり使ったおから煮を、薄口しょうゆを使って上品な味わいに仕上げます。

    ポイントは野菜の色味をきれいに仕上げること。

    春野菜は緑がきれいなものが多いですが、火を入れすぎると色がくすんできてしまうので、野菜は最後に加えて、色鮮やかに仕上げます。

    こちらのおから煮、具材はいろいろとアレンジできますので、にんじん、ねぎなどの野菜や干し椎茸など、好みのものでつくっていただいてもOKです。

    次回は、お弁当にもおすすめの「甘酒そぼろ」をご紹介します。

    春のおから煮のつくり方

    画像: 春のおから煮のつくり方

    材料(つくりやすい分量)

    ◎ 生おから200g
    ◎ 油揚げ1枚
    ◎ スナップエンドウ50g
    ◎ 菜の花1/2束(100g)
    ◎ だし汁2カップ
    ◎ サラダ油大さじ2
    ◎ A
    ・薄口しょうゆ大さじ2
    ・酒大さじ2
    ・砂糖大さじ2

    つくり方

     スナップエンドウは筋を取って半分の長さに、菜の花は3〜4cmの長さに切る。油揚げは横半分に切ってから1cm幅に切る。

    画像1: つくり方

     鍋にサラダ油を中火で熱し、油揚げをさっと炒める。おからを加え炒め合わせ、だし汁の半量、を加える。煮立ったら弱めの中火にして混ぜながら5〜6分煮る。

    画像2: つくり方
    画像3: つくり方

     残りのだし汁、菜の花、スナップエンドウを加えて、さらに4〜5分水気が少なくなるまで煮る。

    画像4: つくり方
    画像5: つくり方

    ポイント 
    冷蔵庫で2〜3日ほど保存できます。



    画像6: つくり方

    榎本 美沙(えのもと みさ)
    料理家/発酵マイスター
    広告会社勤務の傍ら、夫婦で一緒に料理を作るレシピ紹介サイト「ふたりごはん」を開設。その後、調理師学校を卒業し独立。発酵食品、旬の野菜を使ったレシピ開発が得意。テレビ、雑誌や書籍、WEBへのレシピ提供、イベント出演などを行う。著書に、『ジッパー袋でかんたん季節の保存食』(家の光協会) amazonで見る 、『野菜の「べんり漬け」』(主婦の友社) amazonで見る がある。

    新刊『からだが整う〝ひと晩発酵みそ〟』(主婦と生活社) amazonで見る が発売中。


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