• 料理家の松田美智子さんににらちぢみのつくり方を教えていただきました。たっぷりのにらに、ぷりっとしたえびの食感と生地のもちもち感がたまらない一品。ぴりっと辛くて甘酸っぱいコチジャンのたれがよく合います。

    にらちぢみのつくり方

    画像: にらちぢみのつくり方

    韓国発祥の「ちぢみ」は、にらや魚介などの具材と生地の材料を合わせて薄く焼いたものです。ごま油を途中で加えながら焼くことで、カリッと香ばしい焼き上がりになります。

    材料(1枚分)

    画像: 材料(1枚分)
    ● にら(天地を落とし、5cm長さに切りそろえる)1/2束分
    ● 芝えび(殻をむき、背わたをのぞく)1/2カップ
    ● 片栗粉大さじ1/2
    ● ごま油大さじ2+大さじ2
    ● A
    ・卵1/2個分
    ・水1/2カップ
    ・薄力粉1/2カップ(50g)
    ・片栗粉大さじ3
    ・塩小さじ1/4
    ● B
    ・コチジャン小さじ1
    ・米酢大さじ1と1/2

    つくり方

     Aを合わせて5分おく。Bを合わせておく。えびは片栗粉をもみ込んでおく。

    画像1: つくり方
    画像2: つくり方

     Aににらを軽く混ぜる。直径20cmのフライパンにごま油大さじ2を中火で熱し、ちぢみの種の8割を流し、えびを散らす。残りの種をえびの上に流し、底面がしっかり焼けるまで、3〜4分弱火で焼く。

    画像3: つくり方
    画像4: つくり方
    画像5: つくり方

    にらのこと

    画像1: にらのこと

    にらは、ユリ科ネギ属の多年草で、健康増進や疲労回復に効果を発揮するといわれる緑黄色野菜です。抗酸化力を持つことで知られるβ-カロテン、ビタミンC、ビタミンEなどのビタミン類をはじめ、カリウムやカルシウムなどのミネラルも豊富に含んでいます。また、特有のにおい成分であるアリシンには、殺菌作用や血液をサラサラにする働きがあります。

    旬の時期は3~5月。栽培しやすくどんどん生育するので、ひとつの株から3回収穫できるといわれます。とくに初回(春)の1番刈りは、もっともやわらかくおいしいです。


    〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉

    画像2: にらのこと

    松田美智子(まつだ・みちこ)
    日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。

    ◇ ◇ ◇

    『季節の仕事 (天然生活の本) 』(松田美智子・著)

    『季節の仕事(天然生活の本)』
    (松田美智子・著/扶桑社刊)

    『季節の仕事(天然生活の本)』(松田美智子・著/扶桑社刊)

    amazon.co.jp

    『おすし』(松田美智子・著)

    『おすし』
    (松田美智子・著/文化出版局刊)

    『おすし』(松田美智子・著/文化出版局刊)

    amazon.co.jp



    本誌プレゼントへのご応募はこちら

    お得な定期購読はこちらを
     (富士山マガジンサービス)

    連載,おいしいもの,レシピ,松田美智子の季節の仕事,松田美智子

    This article is a sponsored article by
    ''.