朝ごはんでも軽やかに食べられる「ヨーグルトクリーム」
皆さま、こんにちは、榎本美沙です。
4月は新生活が始まった方も多いのではと思います。新しい生活には、朝ごはんを充実させたくなりますよね。今月は発酵食品を使った発酵朝ごはんをご紹介しますので、ぜひお試しいただけたらうれしいです。
今回は、フルーツサンドです。
ポイントはヨーグルトクリーム。生クリームに水切りヨーグルトを加えて、さっぱりと仕上げたヨーグルトクリームは重たくなく、朝ごはんでも軽やかに食べられます。
このヨーグルトクリームはフルーツサンドだけでなく、パンケーキに添えたり、パフェに入れたりと、幅広く使えます。
今回のフルーツサンドはいちごでつくっていますが、もちろんお好みのフルーツでもOK! 柑橘やキウイ、パイナップルなんかでもおいしいですよ。フルーツを組み合わせてつくるのも楽しいですね。
断面がきれいに見えるいちごの並べ方や切り方もご紹介していますので、朝ごはんに、おやつに、楽しんでいただけたらと思います。
ちなみに……。残った生クリームはぜひフレッシュな手作りバターに。瓶に入れて振るだけで簡単に、出来立てバターが楽しめます。
こちらは私のYouTubeでご紹介しているので、よろしければご覧くださいね。
次回はホットサンドメーカーなしでつくれる、「しそチーズのフライパンホットサンド」ご紹介します。
ヨーグルトクリームのフルーツサンドのつくり方
材料(つくりやすい分量)
◎ 食パン(8枚切り) | 4枚 |
◎ いちご | 10個 |
◎ 生クリーム(乳脂肪45%程度のもの) | 100mL |
◎ 水切りヨーグルト(つくり方は下のポイントを参照) | 50g |
◎ グラニュー糖 | 15g |
つくり方
1 いちごはヘタをとる。
2 ボウルに生クリーム、グラニュー糖を入れ、氷水を入れたボウルをあてて冷やしながら、ハンドミキサーでしっかりツノが立つまで泡立てる(九分立て)。水切りヨーグルトを加え、さらに混ぜる。
3 食パンにクリームを塗り、そのうち2枚にいちごをのせる。
※ ふちまでしっかり塗るとはみ出てしまうので、少し余裕をもたせてぬります。
※ 対角線に切ることを意識して、いちごを対角線に並べます。
4 いちごをのせた食パンをラップの上におき、クリームを塗った食パンをのせ、ラップでしっかりと包む。冷蔵庫で1〜2時間しっかり冷やす。
5 ラップをはずし、熱湯をかけて水気を拭き取った包丁で耳を切り取り、対角線にそって4等分にする。
※ 包丁は切るたびに熱湯をかけて拭き取ることで、断面がきれいに仕上がります。
ポイント
● クリームは乳脂肪高めのものを使うのが、クリームをだれさせないポイントです。
● 水切りヨーグルトのつくり方
ボウルの上にザルをのせ、キッチンペーパーなどを敷いて、ヨーグルトを入れラップをかけて、冷蔵庫で一晩水切りする。(商品によりますが、ヨーグルト100gを一晩水切りすると50g程度になります)
榎本 美沙(えのもと みさ)
料理家/発酵マイスター
広告会社勤務の傍ら、夫婦で一緒に料理を作るレシピ紹介サイト「ふたりごはん」を開設。その後、調理師学校を卒業し独立。発酵食品、旬の野菜を使ったレシピ開発が得意。テレビ、雑誌や書籍、WEBへのレシピ提供、イベント出演などを行う。著書に、『ジッパー袋でかんたん季節の保存食』(家の光協会) amazonで見る 、『野菜の「べんり漬け」』(主婦の友社) amazonで見る がある。
新刊『からだが整う〝ひと晩発酵みそ〟』(主婦と生活社) amazonで見る が発売中。
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