• 料理家で発酵マイスターの榎本美沙さんに、旬素材のしらすと菜の花をトッピングしたピザのレシピを教えてもらいました。生地づくりで甘酒を使うので発酵させる手間がないうえに、もっちりとした食感に仕上がります。

    ふわふわ、もちもちのピザ生地で春の食材をいただく

    皆さま、こんにちは、榎本美沙です。今月は、春の食材が楽しめる料理をご紹介しています。今回は、“かんたんしらすピザ”です。

    生地をつくるときに発酵いらずで、簡単にすぐできるピザ生地なのですが、甘酒を使えば手間をかけずにふわもちの生地に仕上がります。

    トッピングは、春らしくしらすと菜の花を使いました。私は、菜の花は茹でるより焼く方が好きです。焼くことで、ほんのりとした苦味と香ばしさが加わって、春の風味が口に広がります。

    しらすは、生地に半分乗せて焼き、残りの半分は生のままトッピングするので、2種類の風味が味わえますよ。生地に少し伸ばす、“みそ”もおいしさのポイントです。

    さて、来月は発酵食品も活躍する、初夏の手仕事をご紹介します。楽しみにしていただけたらうれしいです。

    かんたんしらすピザのつくり方

    画像: かんたんしらすピザのつくり方

    材料(つくりやすい量)

    ◎ A
    ・強力粉、薄力粉各50g
    ・ベーキングパウダー小さじ1/2
    ・塩ひとつまみ
    ◎ オリーブオイル大さじ1
    ◎甘酒(ストレートタイプ)60mL
    〈トッピング〉
    ◎しらす大さじ6
    ◎菜の花2本
    ◎ピザ用チーズ60g
    ◎ B
    ・オリーブオイル小さじ2
    ・みそ小さじ1/2

    つくり方

     ボウルにAを入れて混ぜ合わせる。オリーブオイルを加えてざっと混ぜる。 

    画像1: つくり方

     甘酒を少しずつ加え混ぜる。まとまってきたら、ある程度なめらかになるまで手でこねる。生地をラップに包んで15分ほど休ませる。

    画像2: つくり方
    画像3: つくり方

     オーブンを220℃に予熱する。菜の花は長さを3等分に切り、塩ひとつまみ、オリーブオイル適量(分量外)を絡ませる。Bを混ぜる。

    画像4: つくり方

     オーブンシートの上に強力粉(適量/分量外)をふり、の生地を数回こねて丸めてのせ、麺棒で直径20cm程度に伸ばす。フォークで全体に穴をあける。

    画像5: つくり方

     Bを全体にぬり、ピザ用チーズ、半量のしらす、菜の花をのせる。オーブンの天板にのせ、オーブンで7〜10分ほど焼き、残りのしらすをのせる。

    画像6: つくり方


    画像7: つくり方

    榎本 美沙(えのもと みさ)
    料理家/発酵マイスター
    広告会社勤務の傍ら、夫婦で一緒に料理を作るレシピ紹介サイト「ふたりごはん」を開設。その後、調理師学校を卒業し独立。発酵食品、旬の野菜を使ったレシピ開発が得意。テレビ、雑誌や書籍、WEBへのレシピ提供、イベント出演などを行う。
    著書に、『ジッパー袋でかんたん季節の保存食』(家の光協会) amazonで見る 、『野菜の「べんり漬け」』(主婦の友社) amazonで見る がある。

    ●Instagram:@misa_enomoto
    https://www.instagram.com/misa_enomoto/
    ●YouTube:「榎本美沙の季節料理」
    https://www.youtube.com/channel/UCGiEIACoA-INiZuSFhoksYA



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