レタスのロールキャベツ風のつくり方

キャベツの代わりにレタスを使った、ロールキャベツ風「ロールレタス」。
キャベツよりも火が通りやすいので煮込み時間が短く、葉がやわらかくて巻くのも簡単です。おもてなしの料理にぜひお試しください。
材料(8個分)

● レタスの大きい葉 | 8枚 |
● A | |
・鶏むねひき肉 | 150g |
・豚ひき肉 | 100g |
・にんにく(みじん切り) | 小さじ1/2 |
● B | |
・サワークリーム | 大さじ3 |
・塩 | 小さじ1/2 |
・白こしょう | 少々 |
● ベーコン | 約10cm×8枚 |
● 薄力粉 | 適宜 |
● 太めのパスタ | 適宜 |
● C | |
・チキンスープ | 2カップ |
・白ワイン | 大さじ2 |
つくり方
1 Aをボウルでしっかり練る。Bを加え、8つの俵型に仕立てる。


2 レタスの水気を切り、薄力粉を全体に振る。フィリングを包み、ベーコンで巻く。巻き終わりをパスタで縫うように留める。


3 Cを鍋に沸かし、レタス包みを加える。ふたをしてひと煮立ちさせたら、ふたをとり煮汁が半分以下になるまで10分煮る。火を止めて皿に盛る。

高原レタスのこと

レタスは通年売り場に並びますが、ほとんどがハウスで栽培されたレタスで、路地で栽培された新鮮なレタスは5月〜9月に並びます。
「高原レタス」という品種のレタスはありませんが、この時期に、主に長野や群馬などの冷涼な高原地帯で栽培されたレタス全般を「高原レタス」と呼びます。
シャキッとした食感と甘みが特徴で、サラダとしてそのまま食べるほか、スープに入れたり炒めたりしてもおすすめ。選ぶときは、巻きがふっくらしていて、重いものを選びましょう。
レタスの保存方法

レタスの芯にようじを3本刺して、レタスの成長を止めると長持ちします。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉

松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。
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