• 7月は夏野菜のおいしい季節。夏野菜を発酵食品でおいしくいただきましょう! 料理家で発酵マイスターの榎本美沙さんに、旬の夏野菜をたっぷり使った「夏野菜のみそラタトゥイユ」のレシピを教えていただきました。みそはトマトとの相性が抜群! 加えることで、味わいがぐっと深くなります。

    夏野菜たっぷりのラタトゥイユにみそを加えて

    皆さま、こんにちは、榎本美沙です。

    7月、太陽をたっぷり浴びた夏野菜がおいしい時期になりましたね。

    今月は発酵食品を使っておいしくつくれる“夏野菜レシピ”をご紹介したいと思います。

    今回は、夏野菜をたっぷりと使った、ラタトゥイユのつくり方です。

    なす、ズッキーニ、パプリカ、トマト、玉ねぎ、それぞれの野菜のうま味を弱火でじっくり引き出すのがポイントです。

    夏野菜のうま味を凝縮したなかに、みそを加えることで、味わいがぐっと深くなります。

    意外かもしれませんが、みそは酸味とうま味があるトマトとの相性抜群! みそ味には仕上がりませんが、加えることでおいしく仕上がる、“縁の下の力持ち”です。

    すぐに食べられますが、冷やして食べても味がなじんでおいしいので、お好みでお試しくださいね。

    次回は、どどーんとなすが、豪快に仕上がる、「丸ごと焼きなす」をご紹介します。

    夏野菜のみそラタトゥイユのつくり方

    材料(つくりやすい分量/4人分程度)

    ◎ なす2本
    ◎ ズッキーニ1本
    ◎ パプリカ(赤・黄)各1/2個
    ◎ 玉ねぎ1/2個
    ◎ オリーブオイル大さじ3
    ◎ ホールトマト缶1缶(400g)
    ◎ にんにく1片
    ◎ ローリエ1枚
    ◎ みそ大さじ1
    ◎ 塩、こしょう各少々

    つくり方

     玉ねぎは2cm四方に、にんにくは包丁の腹でつぶす。ズッキーニ、パプリカ、なすは小さめの乱切りにする。(なすは最後に切ることで、変色を防ぎます)

    画像1: つくり方

     厚手の鍋ににんにく、オリーブオイルを入れて弱火で熱し、香りがたったら玉ねぎを炒める。

    画像2: つくり方

     玉ねぎがしんなりしたら、なす、ズッキーニ、パプリカを加え、塩こしょうをふって5〜6分じっくり炒める。

    画像3: つくり方

     潰したホールトマト缶、みそ、ローリエを加え、煮たったら蓋をして20〜30分ほどときどき混ぜながら煮る。(汁気が多ければ、蓋をとって、水気を飛ばします)

    味見をし、塩こしょうで味をととのえる。

    画像4: つくり方

    ポイント 

    ・ 野菜は弱火でじっくり炒めることで、うま味と甘味を引き出します。

    ・ 冷蔵庫で4〜5日保存可能です。



    画像5: つくり方

    榎本 美沙(えのもと みさ)
    料理家/発酵マイスター
    広告会社勤務の傍ら、夫婦で一緒に料理を作るレシピ紹介サイト「ふたりごはん」を開設。その後、調理師学校を卒業し独立。発酵食品、旬の野菜を使ったレシピ開発が得意。テレビ、雑誌や書籍、WEBへのレシピ提供、イベント出演などを行う。著書に、『ジッパー袋でかんたん季節の保存食』(家の光協会) amazonで見る 、『野菜の「べんり漬け」』(主婦の友社) amazonで見る 、『からだが整う〝ひと晩発酵みそ〟』(主婦と生活社) amazonで見る がある。

    新刊『今すぐ始められる、毎日続けられる。ゆる発酵』(オレンジページ) amazonで見る が、2022年5月に発売。

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