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ちょっとしたコツで、ぐっとおしゃれに。
スタイリスト・植村美智子が、約25年の仕事を通して培ったコーディネートの経験とファッションの知識を生かし、季節ごとに陥りがちな、おしゃれの悩みを解決します。
羽織るなら、主役になれるデザインシャツを
肌を露出したくない、強い日差しが苦手、冷房対策用！ などなど、暑い季節の羽織ものについて相談されることは、この季節の決まりごとになりました。
折りたたんで持ち歩くのであれば、シワが気にならない薄手のカーディガンやストールが適任かもしれませんが、コーディネートのなかの、ひとつのアイテムとして考えるのであれば、今年はやはりシャツを羽織りたいところです。
シンプルでベーシックなシャツを羽織るのもいいですが、単独でも主役になれそうなシャツを羽織りにするのも素敵です。
おすすめの２つのタイプを、それぞれノースリーブのワンピースに羽織ってみます。
◆オープンカラーシャツ
まず、ベーシックながらもしっかり主役にもなれるオープンカラーシャツ。
メンズのアイテムだと思っている人も多いようですが、私たちレディースのものでもあるんです。
リネンオープンカラーシャツ 13,200円／かぐれ（かぐれ ジョイナス横浜店）
クラシカルな雰囲気もある、上品なサイズ感の「かぐれ」のオープンカラーシャツ。
しっかりした厚みのリネン生地は、やわらかい素材のワンピースと好相性。
サラリと羽織ると、清潔感ある大人のスタイルが完成します。
リネンオープンカラーシャツ 13,200円／かぐれ（かぐれ ジョイナス横浜店）
キャミワンピース 参考商品／ポンデシャロン（ポンデシャロン鎌倉店）
タンクトップ 7,920円／ロワズィール
ドットのワンピースに羽織り、ベーシックながらも、ちゃんと今を意識したモノトーンコーディネートをつくります。
裾の前後差が、直線的になりすぎるのを防ぎ、シャツとワンピースに繋がりを持たせてくれます。
◆ギャザーシャツ
一見、羽織りになるの？ と思うギャザーシャツも、しっかり活躍してくれます。
フロントスタイル。
ギャザーシャツ 12,100円／ミズイロインド（マーコート）
バックスタイル。
ギャザーシャツ 12,100円／ミズイロインド（マーコート）
背面にたっぷりボリュームがある「ミズイロインド」のギャザーシャツ。
撮影で出合い、その便利さの虜になってしまいました。
サラリと羽織るだけで、おしゃれな雰囲気がUPします。
ギャザーシャツ 12,100円／ミズイロインド（マーコート）
そのほか、スタイリスト私物
適度なシアー感があるので、見た目的にも暑さを感じることはありません。
風通りもよく日差しが強い日は、羽織っていたほうが涼しく感じることもあるかもしれません。
袖をくるくるっとロールアップし、夏らしいバランスに整えます。
来月もお楽しみに！
【問い合わせ先】
◆かぐれ ジョイナス横浜店｜050-2017-9193
https://www.urban-research.jp/shop/kagure/
◆ポンデシャロン鎌倉店｜0467-38-6552
https://www.mikegray.jp/c/pont_de_chalons
◆マーコート｜03-6421-4401
https://marcourt.jp/
◆ロワズィール｜03-6861-7658
https://store.bigi.co.jp/shop/loisir
＜スタイリング／植村美智子 撮影／山川修一＞
植村 美智子（うえむら・みちこ）
大阪府吹田市出身。文化服装学院アパレルデザイン学科卒業。アシスタント経験後、1996年にスタイリストとして独立。雑誌、広告、タレントのスタイリングなどで幅広く活躍。2010年、ファッションコーディネートサービス「Liltin'（リルティン）」を立ち上げ、個人向けのコーディネートを開始する。ひとりひとりとじっくり向き合うことを大切にし、ファッションを楽しんでもらえることを目指したパーソナルスタイリングが人気を呼ぶ。著書に『洋服の選び方』（マイナビ出版）、電子書籍『「今の自分」に似合う服』（扶桑社）などがある。
https://uemuramichiko.com/
Liltin' ファッションコーディネートサービス
https://liltin.com/
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