ヨーグルトを加えて、しっとり仕上げるキャロットケーキ
皆さま、こんにちは、榎本美沙です。
10月、秋はなんだかおやつやパンをつくりたくなる時季ですよね。
今月はおうちでのお茶の時間におすすめな、発酵食品を使った「発酵おやつ」をご紹介したいと思います。ぜひ、発酵おやつをおともに、ゆっくりとした秋の時間を楽しんでいただけたらうれしいです。
今回は、「ヨーグルトキャロットケーキ」です。
にんじんを丸ごと一本使ったケーキで、ヨーグルトを加えることでしっとりと仕上がりますよ。シナモン香るキャロットケーキはおやつにも、朝ごはんにもおすすめです!
次回は、お砂糖いらずでつくれる、「甘酒かぼちゃプリン」をご紹介します。
ヨーグルトキャロットケーキのつくり方
材料(6個分)
〈生地〉 | |
◎ にんじん | 150g(1本) |
◎ くるみ(ロースト) | 20g |
◎ 卵(常温にもどす) | 1個 |
◎ メープルシロップ | 100g |
◎ ココナッツオイル(サラダ油でも可) | 100g |
◎ プレーンヨーグルト | 50g |
◎ A | |
・薄力粉 | 180g |
・ベーキングパウダー | 小さじ1 |
・シナモンパウダー | 小さじ1 |
〈トッピング〉 | |
◎ クリームチーズ | 75g |
◎ メープルシロップ | 大さじ1 |
◎ くるみ(ロースト) | 適量 |
◎ シナモンパウダー | 適量 |
つくり方
〈下準備〉オーブンを180℃に予熱する。マフィン型に紙カップをしいておく。
1 にんじんは皮ごとすりおろす。生地用のくるみは粗くきざむ。
2 ボウルに卵、生地用のメープルシロップをいれて泡立て器でよく混ぜる。ココナッツオイルを加え混ぜ、全体がなじんだらヨーグルト、にんじんを加え混ぜる。
3 Aを合わせてふるい入れ、ゴムベラで底からすくうように混ぜる。粉気がある状態でくるみを加え、さらに粉気がなくなるまですくうように混ぜ、型に均等に入れる。
4 オーブンで25〜30分ほど焼く。竹串を刺してどろっとした生地がつかなければ焼き上がり。網にのせてしっかり冷ます。
5 クリームチーズ、トッピング用のメープルシロップを混ぜ、4にのせ、くるみを飾り、シナモンをかける。
ポイント
・シナモンに合わせてカルダモンパウダーを加えても。
・寒い時季などココナッツオイルが固まっていたら、 湯せんなどで液体にしておきます。
榎本 美沙(えのもと みさ)
料理家/発酵マイスター
広告会社勤務の傍ら、夫婦で一緒に料理を作るレシピ紹介サイト「ふたりごはん」を開設。その後、調理師学校を卒業し独立。発酵食品、旬の野菜を使ったレシピ開発が得意。テレビ、雑誌や書籍、WEBへのレシピ提供、イベント出演などを行う。著書に、『ジッパー袋でかんたん季節の保存食』(家の光協会) amazonで見る 、『野菜の「べんり漬け」』(主婦の友社) amazonで見る 、『からだが整う〝ひと晩発酵みそ〟』(主婦と生活社) amazonで見る がある。
新刊『今すぐ始められる、毎日続けられる。ゆる発酵』(オレンジページ) amazonで見る が、2022年5月に発売。
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