甜麺醤なしでつくれるジャージャー麺
皆さま、こんにちは、榎本美沙です。
今月は発酵食品を使った、暑い日に食べたいアジア料理をご紹介します。今回は、トマトをたっぷりと使った「トマトジャージャー麺」です。
この時季おいしいトマトは、半量は加熱してうま味を、半量は仕上げに混ぜてフレッシュさを生かすのがポイント。
このトマトジャージャー麺は、「甜麺醤なしで気軽にジャージャー麺がつくれたら」とレシピを考えました。甜麺醤の代わりにみそを使い、優しい深みのある肉みそに仕上げますよ。
来月は、秋の味覚が楽しめる料理をご紹介します! 次回もよろしくお願いいたします。
トマトジャージャー麺のつくり方
材料(2人分)
◎ 中華麺 | 2玉 |
◎ トマト | 2~3個(300g) |
◎ 豚ひき肉 | 200g |
◎ 長ねぎ | 10cm |
◎ しょうが、にんにく | 各1片 |
◎ ごま油 | 小さじ2 |
◎ 豆板醤 | 小さじ1/2 |
◎ A | |
・みそ | 大さじ1と1/2 |
・オイスターソース、酒 | 各大さじ1 |
・きび砂糖 | 小さじ1 |
・片栗粉 | 大さじ1/2 |
・水 | 1/2カップ |
◎パクチー(ざく切り) | 適量 |
つくり方
1 トマトは1.5cmの角切り、長ねぎ、しょうが、にんにくはみじん切りにする。Aは混ぜ合わせる。
2 フライパンにごま油、しょうが、にんにく、長ねぎを入れて中火で熱し、香りが出たらひき肉、豆板醤を炒める。肉の色が変わったらトマトの半量を加えて、潰すように炒める。
3 ほとんど水けがなくなったら、Aを加えてとろみがつくまで加熱する。残りのトマトを加えてさっと混ぜ、火を止める。
4 鍋にたっぷりの湯を沸かし、中華麺を袋の表示通りにゆでて流水でもみ洗いし、水けを切って器に盛り付け、3をのせ、パクチーを添える。
榎本 美沙(えのもと みさ)
料理家/発酵マイスター
広告会社勤務の傍ら、夫婦で一緒に料理を作るレシピ紹介サイト「ふたりごはん」を開設。その後、調理師学校を卒業し独立。発酵食品、旬の野菜を使ったレシピ開発が得意。テレビ、雑誌や書籍、WEBへのレシピ提供、イベント出演などを行う。著書に、『ジッパー袋でかんたん季節の保存食』(家の光協会) amazonで見る 、『野菜の「べんり漬け」』(主婦の友社) amazonで見る 、『からだが整う〝ひと晩発酵みそ〟』(主婦と生活社) amazonで見る がある。
新刊『今すぐ始められる、毎日続けられる。ゆる発酵』(オレンジページ) amazonで見る が、2022年5月に発売。
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