• 料理家の松田美智子さんに切り干し大根の即席漬けのつくり方を教えていただきました。切り干し大根のシャキシャキの食感と、酸味としょうゆのバランスがよい即席漬けです。にんじんをきれいに切りそろえて見た目も美しく。好みで鷹の爪を加えてもおすすめです。

    切り干し大根のもどし方

    切り干し大根はたっぷりの水につけて戻す。柔らかくなったらざるにあげ、流水で水を替えながらこすり洗いする。乾物のにおいがなくなったら、水けをよく絞る。

    画像1: 切り干し大根のもどし方
    画像2: 切り干し大根のもどし方

    切り干し大根の即席漬けのつくり方

    画像: 切り干し大根の即席漬けのつくり方

    栄養満点で、手軽につくれるのがうれしい切り干し大根の即席漬け。

    酸味が得意でない人は、酢の量をお好みで調整してください。数の子を加えればお正月の松前漬風のひと皿にもなります。

    材料(つくりやすい分量)

    画像: 材料(つくりやすい分量)
    ● 戻した切り干し大根1カップ
    ● 切り昆布1/4カップ
    ● にんじん(せん切り)3cm分
    ● しょうが(せん切り)小さじ1
    ● A
    ・しょうゆ大さじ3
    ・米酢大さじ2

    つくり方

     戻した切り干し大根に切り昆布としょうが、にんじんを合わせる。

    画像1: つくり方
    画像2: つくり方

     小鍋にしゅうゆと酢を入れてさっと煮立て、にかけて混ぜ合わせる。

    画像3: つくり方

    ※1時間程度おくと、味がしみこむ。

    切り干し大根のこと

    画像1: 切り干し大根のこと

    切り干し大根は、大根を細切りにして乾燥させ、保存性を高めたものです。秋から冬にかけて旬の時期を迎えます。

    乾燥させることによってうま味が凝縮し、栄養価がアップ。なかでも整腸効果などがある食物繊維が豊富で、カルシウム、カリウム、鉄分、葉酸なども多く含まれています。

    日もちがよく手軽に常備できるので、お料理にも使いやすい食材です。水でていねいにもどしてから、煮物やマリネ、サラダなど、さまざまな料理にご活用ください。


    〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉

    画像2: 切り干し大根のこと

    松田美智子(まつだ・みちこ)
    日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。

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    『季節の仕事 (天然生活の本) 』(松田美智子・著)

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    (松田美智子・著/扶桑社刊)

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    『おすし』(松田美智子・著)

    『おすし』
    (松田美智子・著/文化出版局刊)

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