• 料理家の松田美智子さんに焼雑穀揚げ餅の野沢菜ソースがけのつくり方を教えていただきました。カリッと揚げた餅に、うま味たっぷりの野沢菜ソースをたっぷりと。野沢菜は発酵が進んだ古漬けを使えば、ほどよい酸味がよい調味料の役目を果たします。

    雑穀揚げ餅の野沢菜ソースがけのつくり方

    画像: 雑穀揚げ餅の野沢菜ソースがけのつくり方

    あつあつの揚げ餅に、うま味のある野沢菜のソースをかけて。

    お好みで片栗粉を加えてとろみをつけたり、一味とうがらしを加えたりしてもおすすめです。

    材料(つくりやすい分量)

    画像: 材料(つくりやすい分量)
    ● 雑穀餅3個
    ● 揚げ油適宜
    ● A
    ・ごま油大さじ1
    ・しょうが(みじん切り)小さじ1
    ● 豚肩ロース薄切り肉100g
    ● 野沢菜の古漬け(小口切り)1/2カップ
    ● チキンスープ1カップ
    ● 酒大さじ1
    ● 薄口しょうゆ大さじ1
    ● こしょう適宜

    つくり方

     フライパンを中火で熱し、ごま油、しょうが、野沢菜を入れて炒める。油がまわったら豚肉を加える。肉に火が通ったらチキンスープを入れ、ふつふつしてきたら酒を加え、味を見てしょうゆ、こしょうを加える。

    画像1: つくり方
    画像2: つくり方
    画像3: つくり方

    ※しょうゆの量は、野沢菜の塩分をみて好みで調整する。

     150℃に熱した揚げ油に餅を入れる。薄く色づいたら、餅に亀裂が入る直前で取り出し、ペーパータオルで油をきる。深めの器に盛り、熱いうちにのソースをかける。

    画像4: つくり方
    画像5: つくり方

    餅のこと

    画像1: 餅のこと

    日本の伝統食材でもある「餅」。調理しやすく、お正月以外にもさまざまな食べ方で楽しめるだけではなく、炭水化物など、体を動かすために必要不可欠な栄養素が多く含まれています。

    炭水化物は体内に吸収され、脳を活性化させるブドウ糖へと変わりますが、餅はお米に比べブドウ糖への変換スピードが速いということも魅力。朝に餅を食べれば、思考力が高まり仕事がはかどることが期待されます。

    おいしい餅を食べるなら、昔ながらのつくり方である、臼にもち米を入れて杵でつく杵つき餅がおすすめ。伸びるけれどかみ切れるよさがあり、風味も豊かです。餅は小分けにして冷凍しておけば、時節を問わず楽しめ、小腹が空いたときにも便利です。


    〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉

    画像2: 餅のこと

    松田美智子(まつだ・みちこ)
    日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。

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    『季節の仕事 (天然生活の本) 』(松田美智子・著)

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    (松田美智子・著/扶桑社刊)

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    『おすし』(松田美智子・著)

    『おすし』
    (松田美智子・著/文化出版局刊)

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