いんげんとセロリのサラダのつくり方

いんげんとセロリのシャキシャキした食感を生かしたサラダ。
いんげんはゆですぎると風味と歯ごたえがなくなってしまうので、食感が残る程度にゆでるのがポイントです。
材料(つくりやすい分量)

● さやいんげん | 20本 |
● セロリ | 1本 |
● ディル | 1茎 |
● 塩 | 少々 |
● A | |
・オリーブオイル | 大さじ3 |
・アンチョビ(粗みじん切り) | 小さじ1 |
・はちみつ | 大さじ1/2 |
・白ワインビネガー | 大さじ2 |
・塩 | 小さじ1/2 |
・白こしょう | 少々 |
つくり方
1 Aを合わせてドレッシングをつくる。塩、こしょうの量はアンチョビの塩分に合わせて調整する。


2 セロリは葉の方から筋を引き、4~5cm長さに短冊切りする。いんげんは沸騰した湯に、塩を加えて食感が残る程度にさっとゆでる。色が変わってきたら取り出し、氷水で冷やして4cm長さに斜め切りにする。
※最近は品種改良が進んで、筋なしのいんげんが増えているが、気になる場合は筋も除く。



3 ボウルにいんげん、セロリ、ディルを入れ、Aを加えてトスするように合わせる。

さやいんげんのこと

さやいんげんは、若採りしてさやごと食べるマメ科の野菜です。ハウス栽培によって通年出回っていますが、旬の6~9月に出回るさやいんげんは、新鮮でおいしくいただけます。
代表的な品種には、「どじょういんげん」と、やや小ぶりで丸みを帯びた「丸さやいんげん」。
昔は筋を取る下処理が一般的でしたが、近年は品種改良が進んで筋がないものが増えています。やわらかいのにシャキッとした食感が特徴で、煮もの、炒めもの、サラダなどさまざまな料理に向いています。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉

松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。
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