朝活は自分の好きなこと、興味のあることを自分のためにやる時間です。そんな「自分の心が喜ぶ朝時間」を過ごしているフードライターの松野玲子さんに、とっておきの朝活の楽しみ方を伺いました。
(『天然生活』2023年5月号掲載)
(『天然生活』2023年5月号掲載)
松野玲子さんさんの朝時間
フードライター 松野玲子さん
海辺での貝拾いで、無心になる“禅活”を
私は海まで徒歩3分の場所に住んでいるのですが、朝起きると、海辺に出かけて貝を拾うのが長年の習慣です。
太陽が昇るころに起きるので、夏は5時台、冬は6時半くらいに起床します。そのまますぐに海に出かけて、海岸の端からお目当ての貝探し。
砂浜をじーっと見つめながら1時間ほど歩きます。貝探しに集中していると無心になれて、頭の中が空っぽに。
私は貝拾いを「禅活」と呼んでいるんですが、気持ちがニュートラルになって、モヤモヤしていたことが忘れられます。
貝拾いを始めてから自分のなかに創作意欲が生まれたのも、新しい発見でした。貝を使ったアートづくりにも少しずつ挑戦したいと思っています。
もうひとつ、必ず朝やっているのが、語学の勉強です。語学学習は趣味と実用を兼ねて、「英・仏・韓」の3つ。
スマートフォンのアプリを使って10分程度でさっとやれるうえ、朝はアプリのポイントが増量するんです。
集中力のある朝にコツコツ続けることで、語学力アップにもすごく役立っていると思います。
とある日の朝のスケジュール
06:30 | 起床 |
06:40 | 徒歩3分の海へ出かけて貝拾いと海辺の散歩 |
07:50 | 帰宅 |
08:00 | 朝食の準備・朝食・掃除 |
08:30 | 語学アプリで外国語の勉強 |
09:00 | 仕事開始 |
* * *
<写真提供/松野玲子 取材・文/工藤千秋>
松野玲子(まつの・れいこ)
スイーツとパンを中心に国内外の雑誌に寄稿。スペイン発の製菓専門誌『so good..』の日本担当記者。最近は、おからを使ったエシカルおやつ「soï soï(ソイソイ)」の製造販売も。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです