• 料理応援家の本多理恵子さんは50代。子どもも大きくなり、ひとりの時間も増えたといいます。ひとり時間は自分だけの時間。自分を甘やかしながら、うまく手を抜き、息を抜き、無理なく、ちょうどよくでいきましょう。心と体が元気でいるための、食や暮らしにまつわるエッセイ。今回は、秋の夜長にホッとする「ノンカフェインのホットソイミルク」のお話。

    ようやく来た秋の夜は、ノンカフェインの温かい飲み物と

    日が落ちるのが早くなりました。

    秋はゆったりと本を読んだり映画を見たり……。

    自宅でのんびり過ごす時間も楽しいもの。

    しかし同時に、ついつい一日に何杯も「お茶」を飲む機会が増えませんか?

    今までは何も考えず、コーヒーや紅茶、緑茶など気分によって飲んでいましたが、もしかしたらカフェインの摂りすぎかもしれない……と気付きました。

    そこで、ノンカフェインの温かい飲み物もローテーションに入れるようになりました。

    眠りを誘う、ほんのり甘いホットソイミルク

    私の最近のお気に入りは、豆乳にはちみつを入れてシナモンを振りかけていただく「ホットソイミルク」です。

    画像: 眠りを誘う、ほんのり甘いホットソイミルク

    寝る前でも安心していただけるのが嬉しいポイントです。

    甘さは時間帯や気分によって加減しますが、少し甘めに作れば満足感もあって、ついつい手が伸びがちなお菓子を我慢できるのも嬉しいところ。

    そして、甘いものを口にするとちょっと幸せな気分になりますよね。

    私はシナモンやカルダモンの香りが好きなので、気分によってたっぷりと振りかけていただきます。

    スパイスのおかげで体の中から温まる、まったり味わうご褒美時間のお供です。

    「ホットソイミルク」のつくり方

    材料(1人分)

    画像: 材料(1人分)
    ●無調整豆乳180mL
    ●はちみつ(またはメイプルシロップ)小さじ2程度
    ●パウダースパイス(シナモン・ナツメグ・カルダモン)好みで適量

    つくり方

     鍋に豆乳とはちみつ(またはメイプルシロップ)小さじ2程度を入れて、沸騰しないように中火にかけながら混ぜ、カップに注ぐ。レンジでつくる場合はマグカップに入れて600wで1分半ほど加熱する。

    画像1: つくり方

     お好みでパウダースパイス(シナモン・ナツメグ・カルダモン)を振りかけて、よく混ぜてどうぞ。

    画像2: つくり方


    本多理恵子(ほんだ・りえこ)
    料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に(現在休止中。秋にリニューアル再開予定)。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)、『50歳からのひとりごはん』(集英社)などがある。
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    https://ameblo.jp/caferietta/

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