ようやく来た秋の夜は、ノンカフェインの温かい飲み物と
日が落ちるのが早くなりました。
秋はゆったりと本を読んだり映画を見たり……。
自宅でのんびり過ごす時間も楽しいもの。
しかし同時に、ついつい一日に何杯も「お茶」を飲む機会が増えませんか?
今までは何も考えず、コーヒーや紅茶、緑茶など気分によって飲んでいましたが、もしかしたらカフェインの摂りすぎかもしれない……と気付きました。
そこで、ノンカフェインの温かい飲み物もローテーションに入れるようになりました。
眠りを誘う、ほんのり甘いホットソイミルク
私の最近のお気に入りは、豆乳にはちみつを入れてシナモンを振りかけていただく「ホットソイミルク」です。
寝る前でも安心していただけるのが嬉しいポイントです。
甘さは時間帯や気分によって加減しますが、少し甘めに作れば満足感もあって、ついつい手が伸びがちなお菓子を我慢できるのも嬉しいところ。
そして、甘いものを口にするとちょっと幸せな気分になりますよね。
私はシナモンやカルダモンの香りが好きなので、気分によってたっぷりと振りかけていただきます。
スパイスのおかげで体の中から温まる、まったり味わうご褒美時間のお供です。
「ホットソイミルク」のつくり方
材料(1人分)
●無調整豆乳 | 180mL |
●はちみつ(またはメイプルシロップ) | 小さじ2程度 |
●パウダースパイス(シナモン・ナツメグ・カルダモン) | 好みで適量 |
つくり方
1 鍋に豆乳とはちみつ(またはメイプルシロップ)小さじ2程度を入れて、沸騰しないように中火にかけながら混ぜ、カップに注ぐ。レンジでつくる場合はマグカップに入れて600wで1分半ほど加熱する。
2 お好みでパウダースパイス(シナモン・ナツメグ・カルダモン)を振りかけて、よく混ぜてどうぞ。
本多理恵子(ほんだ・りえこ)
料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に(現在休止中。秋にリニューアル再開予定)。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)、『50歳からのひとりごはん』(集英社)などがある。
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