• どんなときもホッとあたたかい気持ちになれるおにぎり&みそ汁。『クックパッドの「おにぎりとみそ汁」で体と心を整える』(扶桑社)より、管理栄養士の寺島モエカさんが「高菜じゃこのもち麦おにぎり」と「じゃがいもと玉ねぎのみそ汁」の組み合わせを紹介。クックパッドのレシピのなかから、味や栄養のバランスを考えた組み合わせを選び、栄養ポイントを解説します。

    腸にいい、おにぎり&みそ汁
    「高菜じゃこのもち麦おにぎり」と「じゃがいもと玉ねぎのみそ汁」のつくり方

    画像: 腸にいい、おにぎり&みそ汁 「高菜じゃこのもち麦おにぎり」と「じゃがいもと玉ねぎのみそ汁」のつくり方

    腸内環境を整えるのに必要なのは食物繊維たっぷりの食材。さつまいもやじゃがいもなどの根菜、もち麦、きのこ類の食物繊維は小腸・大腸の活性化を促し、便通改善につながります。

    また、キムチなどの発酵食品は善玉菌を豊富に含みます。その善玉菌を増やしてくれるみそと一緒に摂ることで相乗効果が生まれます。

    高菜じゃこのもち麦おにぎり|by 鈴木美鈴(レシピID:20627705)

    ぷちぷちのもち麦と高菜のしゃっきり食感が楽しい

    栄養ポイント:もち麦で腸内をお掃除!

    ◾️ 材料(作りやすい分量)

    ● 米1と1/2合
    ● もち麦1/2合
    ● 高菜漬け1/2株(約280g)
    ● ちりめんじゃこ30g
    ● ごま油大さじ1
    ● 炒りごま(白)大さじ2
    ● カツオ節1袋(2g)
    ● A
    ・酒・みりん・しょうゆ各大さじ2
    ・砂糖小さじ1/2

    ◾️ つくり方

     米はといで炊飯器に入れ、もち麦を加えて2合の目盛りまで水(分量外)を加え、サッとまぜて炊く。

     高菜はよく洗って細かく刻む。Aはまぜ合わせる。

     フライパンにごま油を熱し、の高菜の茎の部分を入れて約1分炒める。葉の部分を加え、しんなりするまで炒めたら、ちりめんじゃこ、ごま、カツオ節、Aを加え、汁気がなくなるまで炒める。

     ボウルにのもち麦ごはん、を入れてまぜ合わせ、ラップできつめに三角ににぎる。

    ポイント

    ・もち麦は洗わずにそのまま米と一緒に炊いてください。
    ・高菜は切ったら茎のかたい部分と、葉の部分に分けておくと調理がスムーズです。
    ・あればおにぎりの型を使って成形してください。

    【じゃがいもと玉ねぎのお味噌汁♪】|by Chikatan☆(レシピID:18856271)

    ホックホクのじゃがいもと玉ねぎの甘みが引き立つ

    栄養ポイント:食物繊維たっぷりのじゃがいもはおなかにGOOD

    ◾️ 材料(2〜3人分)

    ● じゃがいも2個(200g)
    ● 玉ねぎ1/2個(150g)
    ● 油揚げ1枚
    ● だし汁2と1/2~3カップ
    ● みそ大さじ1 ~

    ◾️ つくり方

     じゃがいもは皮をむいてひと口大の大きさに切り、サッと水にさらす。玉ねぎは薄切りにする。油揚げは縦半分に切って短冊切りにする。

     鍋にだし汁、を入れて火にかけ、煮立ったら中火で煮る。野菜に火が通ったらみそを溶き入れる。

    ポイント

    みそは大さじ1を溶いてから、好みの濃さになるよう少しずつ加えて調整してください。

    ※ 本記事は『クックパッドの「おにぎりとみそ汁」で体と心を整える』(扶桑社)からの抜粋です。

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    『クックパッドの「おにぎりとみそ汁」で体と心を整える』(扶桑社)

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    どんなときもホッとあたたかい気持ちになれる「おにぎり」と「みそ汁」。味や栄養のバランスを考えて上手に組み合わせれば、体も心も整う毎日の献立が簡単に完成します!

    日本人のソウルフードとも言えるおにぎりとみそ汁。作る人にとっても、食べる人にとっても手軽で負担にならず、ホッとできる。飽きずに毎日食べられて、栄養のバランンスが取りやすい。便利でいいことばかりのおにぎりとみそ汁が今、注目を集めています。
    現在、クックパッドに投稿されたおにぎりのレシピは47000品以上、みそ汁は28000品以上(※2024年9月時点)を数えます。本誌はそんな膨大なレシピから、おいしくて作りやすく、アイデアが光るレシピを集めました。



    <監修/寺島モエカ 撮影/山川修一、林 紘輝>

    寺島モエカ(てらしま・もえか)
    管理栄養士、フードスタイリスト。給食受託会社で大量調理や栄養指導などの栄養士業務を経験後、独立。広告や雑誌、書籍などで幅広く活躍中。近著に『疲れた肝臓をいたわるレシピ』(成美堂出版)。



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