(『天然生活』2024年1月号掲載)
いつもの愛用品を明るい花咲くポーチに詰めて
各国のクラフト品を扱う「ルンタ」の店主、波賀真由美さんの旅バッグは、存在感ある柳のバスケット。佇まいが美しく、出し入れしやすく、車で出かけるときやふだんの買い物でも活躍します。
「このバスケットはラトビアの職人が生活道具として製作しているもの。緻密でていねいなつくりで頑丈です。置いてあるだけでかわいいところも気に入っています」
バスケットの中は、木版で色柄を重ねていくインドの伝統技法、ブロックプリントが施されたポーチがぎゅっと収まり、まるで花かごのよう。
これは買い付けなどで世界中を旅する波賀さんが「使いたい形とサイズで」企画したルンタのオリジナルです。
「いつも使っているもので、サイズごとに小物や衣類を入れています。かさばる洋服も小さくたたんで詰めてしまえば大丈夫。バッグやスーツケースの中が整理でき、ものが迷子になりません」
波賀さんの旅支度一覧
⚫︎ ラトビアのかごバッグ
⚫︎ グレーのショルダーポーチ
⚫︎ トートバッグ
⚫︎ 青いリネンのワンピース
⚫︎ ライトグレーの薄手のニット
⚫︎ 白いワイドパンツ
⚫︎ グレーの薄手のニット
⚫︎ グレーのリネンワンピース
⚫︎ 編み上げブーツ
⚫︎ 替えのバレエシューズ
⚫︎ 巻きもの
⚫︎ ニット帽・ニットヘアバンド
⚫︎ ミトン
⚫︎ ルームソックス
⚫︎ メイク道具・シャンプーなど
⚫︎ 常備薬
⚫︎ 南インドのコットンタオル
<撮影/中川菜美 取材・文/熊坂麻美>
波賀真由美(はが・まゆみ)
東京・経堂のインテリアショップを夫婦で営み、インドや東欧など各国の文化とつながるクラフト品やヴィンテージ家具をセレクト。12月はイランの手仕事品や「マキマロ」などの企画展を開催する。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです