• 「週末冒険会」代表で野営家の伊澤直人さんに、キャンプで人気の焚き火料理を教わります。今回は、ダッチオーブンを使った「ローストポーク」のつくり方をご紹介。外せない定番メニューです。

    焚き火料理の人気定番メニュー
    ローストポークのつくり方

    分厚い鋳鉄製のダッチオーブンは、遠赤外線効果で食材の芯までムラなく熱を通してくれる。

    そんなオーブン料理の定番がこのローストポークだ。

    画像: 焚き火料理の人気定番メニュー ローストポークのつくり方

    材料(4人前)

    ● 豚肩ロース肉(塊)500g
    ● ズッキーニ1本
    ● マッシュルーム12個
    ● ペコロス(小タマネギ)12個
    ● ヤングコーン1袋
    ● パプリカ1個
    ● ブロッコリー1個
    ● ローズマリー適量
    ● 塩適量
    ● コショウ適量
    ● おろしニンニク少々
    ● オリーブオイル少々

    つくり方

     豚肉にフォークを突き刺して、熱の通りをよくしておく。

    画像1: つくり方

     豚肉全体に軽く塩とコショウ、おろしニンニクをまぶしていく。

    point
    動き回って汗をかいたあとの野外料理では、家でつくるときよりもやや濃いめに下味をつけてもいい。

    画像2: つくり方

     ダッチオーブンはあらかじめしっかりと熱しておく。熱したオリーブオイルで豚肉の表面を焼く。

    画像3: つくり方

     トングを使って豚肉の表面全体を軽く焦げ目がつくくらいまで焼く。こうすることで肉汁が閉じ込められてジューシーなローストポークになる。

    画像4: つくり方

     ダッチオーブンにズッキーニ、ペコロス、マッシュルーム、ヤングコーンとローズマリーを入れる。

    画像5: つくり方

     このときの火加減は弱めの熾火(おきび)だが、蓋の上にも熾(お)きを乗せて鍋全体で食材に熱を加えていく。

    画像6: つくり方

     30分ほど熱を加えたら、火が通りやすいパプリカとブロッコリーを入れ、再び蓋をして加熱する。

    画像7: つくり方

     火力が強すぎると感じたら、ダッチオーブンを熾きの上からずらして調整しよう。さらに15〜30分熱を加えれば完成!

    画像8: つくり方

    ※本記事は『焚き火の教科書』(扶桑社)からの抜粋です。

    〈撮影/山田耕司、山川修一 取材・文/後藤聡(エディターズ・キャンプ)〉

    『焚き火の教科書』(伊澤直人・著/扶桑社・刊)

    画像: キャンプの楽しみ「ローストポーク」のつくり方。ダッチオーブンが大活躍!人気の定番レシピ/週末冒険会・伊澤直人さん

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    伊澤直人(いさわ・なおと)
    週末冒険会 代表、野営家。1972年宮城県生まれ。幼少よりボーイスカウト活動に参加、18歳でスカウト活動における最高賞、「ボーイスカウト日本連盟 富士スカウト賞」を受勲し、皇太子殿下(当時)に拝謁する。その後、米国式のアウトドア・サバイバルスクールでトレーニングを積み、卒業後は運営側として個人と法人向けの研修を担当。同時期にラフティングガイドとしても活動していた。現在は、長野県八ヶ岳および首都圏を中心に全国各地の海山川で、おもに社会人を対象として年間60泊以上のキャンプツアーを開催。初心者向けキャンプスクールやソロ野営、防災サバイバルスクールも開講している。併せて法人・団体向けにアウトドアイベント、ツアーのコンサルティングやセミナー、コーディネートなども実施中。



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