世界を未来につなぐ、サステイナブルな実践を見つける旅にでかけた長田佳子さん。北欧での日々から生まれたレシピ「余り野菜と種のクラッカー」のつくり方を教わります。
(『天然生活』2024年12月号掲載)
(『天然生活』2024年12月号掲載)
北欧での日々から生まれたレシピ
余り野菜と種のクラッカーのつくり方
乾燥させた残り野菜が豊かな香りのアクセント。
卵も乳製品も使わない、プラントベースの一品です。

材料(つくりやすい分量)
| ● 好みの野菜(にんじんの皮、玉ねぎなど) | 30g |
| ● 全粒粉 | 50g |
| ● かぼちゃの種 | 15g |
| ● 白ごま | 20g |
| ● アーモンドパウダー | 10g |
| ● 塩 | ひとつまみ |
| ● 水 | 40mL |
| ● 米油 | 20mL |
| ● 粗塩 | 適量 |
下準備
・オーブンを150℃に予熱しておく。
つくり方
1 野菜はそれぞれ洗い水けをきり、ミキサーで細かくしたあと、キッチンペーパーを敷いたざるなどに広げて半日程度干す。
2 ボウルに1と全粒粉、かぼちゃの種、白ごま、アーモンドパウダー、塩を入れ、ゴムべらで軽く混ぜる。
3 別の小さなボウルに水と米油を入れ、泡立て器で混ぜて乳化させ、2に加えて混ぜ、全体をまとめる。
4 3をオーブンシートの上に置き、手のひらで軽くつぶし広げたら薄力粉少々(分量外、全粒粉でも可)をうち、めん棒でオーブンシートぎりぎりの大きさまで薄くのばす。
5 生地の表面に粗塩をふり、150℃のオーブンで30分を目安に焼く。カリッと焼けたらオーブンから出して冷まし、好みの大きさに割っていただく。
〈料理・スタイリング/長田佳子 撮影/山田耕司 構成・文/玉木美企子〉
長田佳子(おさだ・かこ)
菓子研究家。ハーブやスパイスを用いた滋味あふれる菓子レシピに定評。2021年からは山梨県にてラボ「SALT and CAKE」を主宰している。著書『はじめての、やさしいお菓子』(扶桑社)が好評発売中。 https://foodremedies.jp
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです





