(『藤井なべ 鍋さえあれば、なんとかなる。 』より)
忙しい日の食事づくりを助ける「スタンバイ鍋」
料理研究家として忙しい日々を送る、料理研究家の藤井 恵さん。家庭と仕事の両立のなかで、毎日の食事づくりを支えたのは「お鍋」でした。
家族に留守番を頼むときには「スタンバイ鍋」を用意しているという、藤井さん。
出かける前に、切った材料と調味料をすべて鍋に入れて冷蔵庫に入れておくだけでOK! あとは火にかければ仕上がるので、できたてを食べてもらえます。
本記事では、藤井さんの「スタンバイ鍋」のレシピの中から、「白菜と豚肉の蒸ししゃぶ」をご紹介します。
豚肉に塩麹と酒をまぶして野菜の上にのせ、うま味を野菜にいきわたらせながらじんわり蒸す「蒸ししゃぶ」です。
肉で白菜を巻くようにして食べるのがおすすめ! そのままでもおいしいですが、お好みでポン酢しょうゆをかけても。

「白菜と豚肉の蒸ししゃぶ」のつくり方

材料(2~3人分)
| ● 白菜 | 1/4株(約500g) |
| ● 生しいたけ | 4個(約60g) |
| ● 豚ロース肉(しゃぶしゃぶ用) | 200g |
| 〈下味〉 | |
| ・塩麹、酒 | 各大さじ1 |
| ● ポン酢しょうゆ | 適宜 |
| ● 七味唐辛子 |
下ごしらえ
・白菜は葉と芯に分けて、繊維を断つようにして幅1cmに切る。
・しいたけは石づきを切り、縦半分に切る。
・豚肉を広げ、下味の材料を混ぜてからのせ、肉全体によくからめる。
つくり方
朝:鍋をスタンバイ
口径22~26cmの土鍋以外の鍋(鋳物ホーローやステンレスなど)に白菜の芯、葉の順に重ね、豚肉を広げてのせる。その上に生しいたけをのせてふたをし、冷蔵庫に入れる。(この状態で10~12時間保存可能)
ポイント
・お留守番用にする場合は、水大さじ3を器に入れてラップをかけ、鍋といっしょに冷蔵庫に入れておく。
・冷蔵庫から出してすぐに加熱するので、温度変化で割れることがある土鍋は不向きです。

夜:仕上げる
鍋に水大さじ3を加えて再びふたをし、中火にかける。ふつふつと煮立ってきたら弱火にし、10分蒸し煮にする。肉に火が通ればでき上がり。取り分けて、ポン酢しょうゆをつけたり、七味唐辛子適宜をふったりしていただく。

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1/3量で228kcal、塩分1.9g
本記事は『藤井なべ 鍋さえあれば、なんとかなる。』(オレンジページ)からの抜粋です
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★毎日でも飽きない、リアルに役立つ鍋レシピ集★
藤井恵さんの食卓を長年支えてきたのは「鍋」。手がかからず、家計にやさしく、家族に喜ばれる。自身の経験から生まれた名作レシピは、作り続けたくなるものばかり。ごはん作りに行き詰まったときに、頼れる一冊です。
〈撮影/福尾美雪 スタイリング/阿部まゆこ〉
藤井 恵(ふじい・めぐみ)
料理研究家、管理栄養士。女子栄養大学卒業後、料理番組、フードコーディネーターのアシスタントなどを経て、独立。自身の子育て中にいちばん支えられたのが、鍋料理。その経験から生まれた、作る側にも食べる側にも負担がない鍋レシピは、多くの人に支持されている。著書に『料理研究家・藤井 恵』(小社)、『藤井弁当 お弁当はワンパターンでいい!』(Gakken)、『ちくわファンクラブ』(誠文堂新光社)。
インスタグラム:
@fujii_megumi_1966






