*価格は、すべて税別です。
困ったときに役立つ、巻き方4種
蒸し暑いながらも肌寒さが戻ってくる梅雨の時期。梅雨があけると、効きすぎのエアコンとの戦いも待っています。そして紫外線からも逃げ切りたいこの季節、再び三度ストールが活躍してくれます。
ですが、「自転車に乗ってるときすぐ乱れちゃって困る」「意外と荷物になって持ち歩くのが大変」「ラフに巻くと言われても…」という声が、身近なところから聞こえてきたりしています。
そんな、心の底からストールを便利なアイテムと思えていない方におすすめなのが、スクエア、正方形のストールです。
おしゃれ度をアップさせてくれるアイテムとしても優秀な正方形のストールですが、今回は、この季節の強い味方としての実力を、具体的な4つの巻き方とともにお見せしていきたいと思います。
正方形だからこその便利さを実感してください。
◆ ストールにかまっていられないときの巻き方
自転車に乗っているときや、荷物で手がふさがっているとき、小さいお子さんと一緒のときなどは、いちいちストールにかまっていられません。
そんなときは、この巻き方。最後に端をきゅっと入れ込むことで安定し、ちょっとやそっと動いても乱れません。乱れたとしても、なんとなく様になってしまうので、気にしなくても大丈夫。適当に巻いても形になりすいので、鏡のないところで巻くのも難しくありません。
ギュッと巻きすぎないというのは基本中の基本です。
<巻き方>
◆ 紫外線が気になるときの巻き方
陽の下に長くいなければいけないときや、紫外線が気になるときはこの巻き方。しっかり首まわりを守ってくれます。
少し暑さは感じてしまうかもしれませんが、ゆったり巻いているので、風が通り、息苦しさはないはずです。
<巻き方>
◆肌寒さを感じたときの三角羽織り
何も難しいことはありません。ただ三角に折って肩にかけるだけ。ちょっと肌寒いな……と思ったときに、さっと羽織ってください。
カジュアルなTシャツのときでも、フェミニンなブラウスのときでも、どんな服装でも様になるので、何も気にせず羽織って問題ありません。
◆エアコンに負けそうなときの四角羽織り
職場やカフェなどでエアコンの寒さが辛いときは、四角に折って肩にかけます。
三角に折ったときより、腕を覆ってくれる部分が多くなるので、袖丈が短くなるこれからの季節も、しっかり寒さから守ってくれます。仕事にも、友人とのおしゃべりにも、ばっちり集中することができます。
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ストール¥18,000
ワンピース¥19,000
ともに、45R(フォーティファイブアールピーエムスタジオ)
フォーティファイブアールピーエムスタジオ|03-3498-2245
https://45ronlinestore.jp/shop/default.aspx
<スタイリング/植村美智子 撮影/林 紘輝>
植村 美智子(うえむら・みちこ)
大阪府吹田市出身。文化服装学院アパレルデザイン学科卒業。アシスタント経験後、1996年にスタイリストとして独立。雑誌、広告、タレントのスタイリングなどで幅広く活躍。2010年、ファッションコーディネートサービス「Liltin'(リルティン)」を立ち上げ、個人向けのコーディネートを開始する。ひとりひとりとじっくり向き合うことを大切にし、ファッションを楽しんでもらえることを目指したパーソナルスタイリングが人気を呼ぶ。著書に『洋服の選び方』(マイナビ出版)、電子書籍『「今の自分」に似合う服』(扶桑社)などがある。
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