天然生活webでは、でき上がったエコバッグのスムーズなたたみ方を教えてもらいます。
「天然素材を使ったエコバッグのいいところは、気軽に洗濯機でじゃぶじゃぶ洗えて清潔に保てるところですよね」とかわいきみ子さん。
外に持ち歩き、さまざまな物や場所と触れることが多いエコバッグならなおさら、洗濯機で手軽に洗えるのはうれしいこと。
さらには、ぺたんこになるフラットな形であれば、アイロンがけも楽ちんです。
『天然生活』2020年7月号の「布マスクの洗い方」でも紹介したように、アイロンの熱の力で消毒&除菌の効果が期待できるので、気になるときに、さっとかけられる手軽さは、日々の暮らしの助けになります。
そして、フラットな形だからこそスムーズに小さくたためるのも魅力です。
バッグの中に入れて持ち歩くのが前提のエコバッグですから、コンパクトになるのはもちろんのこと、さっと簡単にたためるのも大切ですよね。
エコバッグのスムーズなたたみ方
1 付属のストラップを四つ折りにし、ストラップホルダーに入れる。
2 写真のようにまちを折り込み、平らに広げる。
3 幅の1/3を目安に左側を折る(付属のストラップを入れた場合、ストラップがガイドになるので楽にたためる)。
4 幅の1/3を目安に右側を折る。
5 高さの1/4を目安に下側を折り上げる(こちらも、付属のストラップがガイドになるので、ストラップがあると楽にたためる)。
6 5を高さ半分に折る。
7 先端のみを3~4cm上へ折り上げる。
8 先端を底の空間に入れ込む。
9 さらに半分に折ったらでき上がり。
こちらで紹介したエコバッグのつくり方は、『天然生活』2020年11月号、P.44に掲載しています。
上部の三角の入れ口を三つ折り縫いをしたら、脇を縫うだけでできる手軽さです。
ぜひ、お試しください。
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〈デザイン・制作/かわいきみ子 撮影/滝沢育絵〉
かわい きみ子(かわい・きみこ)
デザイナー。文化服装学院デザイン科卒。NHK「すてきにハにメイド」をはじめ、テレビや書籍、雑誌、個展にて、洋裁と手芸の幅広い手法を取り入れた作品を発表。『イチバン親切なソーイングの教科書』(新星出版社)など、初心者にもやさしい、数々の入門書やワークショップで人気を集める。2020年春に『女の子と男の子のおでかけ服』(主婦と生活社)、『わたしのトートバッグ』(家の光協会)を発売。
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです