• お笑いコンビ、たんぽぽの白鳥久美子さんは、おばあちゃんっ子だったこともあり、「ばあちゃん仕事」に憧れ、愛してやみません。今日も、手を動かして、暮らしをつくる。白鳥さん流の「楽しい小さな暮らし」をご紹介します。娘の生後6ヶ月のお祝いに「寝相アート」に挑戦します。

    過ぎてゆく日々を忘れないように

    娘とずっと一緒にいます。寝返りをなかなかしないなぁと思っていたのに、次の日からゴロンゴロンの嵐だったり、生後6ヶ月を迎えて、「6ヶ月で人ってこんなに変わるの?」と成長のスピードに驚きます。

    大人もじっくり観察すれば、何かしら変わっているのかなぁ。成長している様子を間近で見られるのは嬉しいものの、流れるように過ぎていく毎日に焦りも感じていて、「ピン留めしておかなくては!」と思いました。

    画像1: 過ぎてゆく日々を忘れないように

    生後6ヶ月に先輩ママさんがやっていたのが、ハーフバースデーのお祝いです。その名のとおり1歳の半分をお祝いするもの。

    正直、独身の頃はハーフバースデーとはなんぞや。と思っていました。そんなに色々お祝いしたいなんて、さてはパーティーピーポーだな。何かにかこつけて騒ぎたいんだな。分かるよ。私も何かにかこつけて人とお酒飲みたいタイプだもの。(ああ、コロナ前が恋しいですね。)なんて思っていたんです。

    ところが、娘が生まれて分かりました。忘れないようにするためのピン留めだったのですね。よし。私もハーフバースデーのお祝いをすることにします。

    夫のチェリーさんは海外にいていないので、私1人でもできる簡単なことをやりました。やっぱりお祝いと言ったらケーキですよね。とはいえ、まだ離乳食しか食べられないので、10倍がゆ、にんじん、かぼちゃをシリコンカップに入れて冷凍で固めて離乳食ケーキをつくりました。

    画像2: 過ぎてゆく日々を忘れないように

    あとは、写真です。写真館に行ってプロの方に撮ってもらう方がキレイなんですが、チェリーさんもいないし、家でできることをやろうと考えました。

    そこで、「寝相アート」に挑戦です。

    「寝相アート」とは、寝ている赤ちゃんの周りに色々な小物で背景をつくって、上から撮影する方法でして。風船を持って空を飛んでいるみたいな写真や、屋根を登るサンタクロースになってみたり。なかなか面白そうなのです。

    私は、家にあったチェリーロンパースを娘に着せ、その隣には赤いタオルを丸めて、さくらんぼになってもらいました。さくらんぼの2分の1個が娘で、ハーフバースデーを表現。夫の芸名の「チェリー」にも掛けちゃって、なかなか楽しかったです。

    画像3: 過ぎてゆく日々を忘れないように

    家にあった残りもののフェルト生地でヘタなんかもつくったのですが、あらやだ。トータル300円もかかっていないではないか。なんて安上がり。写真館って1万円は簡単に越えてしまうものね。ラッキー。

    素人づくりではありますが、色々つくっている間も楽しかったです。なんだかんだ言って、焦っていた毎日すらも、ピン留めして記憶に残せたのがよかったなぁと思います。

    それにしても、寝相アート。道具をつくるのもなかなか面白くてハマってしまう予感です。



    画像4: 過ぎてゆく日々を忘れないように

    白鳥久美子(しらとり・くみこ)
    1981年生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部卒。2008年に川村エミコとたんぽぽ結成。10年、フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の公開オーディションで新レギュラーの座をつかみ一躍人気者に。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。趣味は、散歩、高圧電線観察、シルバニアファミリー。特技は、詩を書くこと。唎酒師(日本酒のソムリエ)の資格ももつ。



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