• お笑いコンビ、たんぽぽの白鳥久美子さんは、おばあちゃんっ子だったこともあり、「ばあちゃん仕事」に憧れ、愛してやみません。今日も、手を動かして、暮らしをつくる。白鳥さん流の「楽しい小さな暮らし」をご紹介します。夫のチェリー吉武さんの実家から届いた「佐賀みかん」でお菓子づくりに挑戦する白鳥さん。

    みかんを焼いてお菓子にしよう

    佐賀の夫の実家から、みかんや野菜が届きました。新鮮なものばかりで、ありがたいかぎりです。

    そういえば結婚してから知ったのですが、佐賀ってみかん美味しいんですよね。

    私は地元が福島だったので、スーパーに並ぶみかんは静岡産や愛媛産のものが多かった記憶があるんです。だから佐賀でみかんが取れるなんて知らないまま育ってしまいました。種類もたくさんあって、ほんと美味しいんですよ。

    1歳の娘がゼリーとみかんが大好きなので、そのどちらも兼ねている、果汁100%のみかんゼリーをつくりました。バクバク食べてくれたのですが、まだまだみかんが余っています。

    そこでふと、愛媛出身の友達が「地元にはみかんパン」というのがあると言っていたのを思い出しました。

    なるほど。みかんといえばゼリーというアイディアしか持っていない私の固定観念を崩してくるじゃないか。みかんを焼き菓子にしてみたら、意外と美味しいんじゃないか。こんなにみかんがあるんだから、ここぞとばかりに試してみよう。

    というわけで、「みかんのチーズケーキ」をつくることにしました。

    画像1: みかんを焼いてお菓子にしよう

    結構手堅いところを選んでしまいました。絶対相性いいですよね。味の失敗はしない予感がします。あと、チーズケーキって割と材料適当でもどうにかなる。という記憶がありまして……

    何度かこちらでも書いていますが、とにかく私はお菓子をつくりたいのに、材料をきっちり量るのが苦手で、だいたいレシピどおりにつくれず失敗するというのがよくあるパターンなんです。

    なので、まずは失敗の少なそうなものに挑戦することに。

    ネットで以前、スライスチーズとヨーグルトとホットケーキミックスでつくるチーズケーキというのを読んだことがありました。ちょうど家に材料が揃っていたので、そのつくり方でチャレンジです。

    スライスチーズ5枚をちぎって、牛乳50ccを加えて温めながら溶かします。

    粗熱が取れたら、そこに卵1個砂糖を50gくらいいれて混ぜ合わせます。

    その次に水切りしたヨーグルトを1パック入れ、次にみかんの果汁をいれます。

    それが混ざったら、ホットケーキミックスを1袋入れて切るように混ぜます。

    あとは、型に流し入れて、上にみかんを並べて、グラニュー糖をまぶして、170℃に熱したオーブンで30~40分焼くだけです。簡単。

    これ、もっと細かい分量で書いてあった記憶があるのですが、大雑把に覚えていた分量でつくっています。

    どの材料も5がつくか、1の単位。そう覚えていると、レシピ見なくてもつくれるなと思いまして。こんなところにも、めんどくさがり屋と雑な性格が現れていて、お恥ずかしいです。

    画像2: みかんを焼いてお菓子にしよう

    出来上がりは私にしては、なかなか美味しくできました。スライスチーズってどうなるんだろうとドキドキしていましたが、モチッとした食感になって美味しかったです。

    甘いみかんだったので、砂糖は好みに合わせて量を減らしてもいいかもなぁと思いました。

    さて、まだまだみかんが余っています。次は友達が言っていた「みかんパン」をつくってみたいなぁと思っています。

    どんなものか知らないけど、丸ごと入れて焼いちゃおうかしら。

    なんでもチャレンジだけは一丁前です。

    画像3: みかんを焼いてお菓子にしよう


    画像4: みかんを焼いてお菓子にしよう

    白鳥久美子(しらとり・くみこ)
    1981年生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部卒。2008年に川村エミコとたんぽぽ結成。10年、フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の公開オーディションで新レギュラーの座をつかみ一躍人気者に。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。趣味は、散歩、高圧電線観察、シルバニアファミリー。特技は、詩を書くこと。唎酒師(日本酒のソムリエ)の資格ももつ。



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