• お笑いコンビ、たんぽぽの白鳥久美子さんは、おばあちゃんっ子だったこともあり、「ばあちゃん仕事」に憧れ、愛してやみません。今日も、手を動かして、暮らしをつくる。白鳥さん流の「楽しい小さな暮らし」をご紹介します。ぞくぞく復活するお祭りで盛り上がる白鳥さん、家族で入谷の「朝顔市」に出掛けます。

    久しぶりの夏祭り。嬉しい限りです

    コロナ禍では中止していたお祭りが、今年はぞくぞく復活していて嬉しいです。

    うちの近所でも花火大会や夏祭りが開催されるのでワクワクしています。

    そんなお祭り気分で浮かれた私。都内で行けそうなお祭りにとことん行ってみようかと色々探していたら、入谷の「朝顔市」が開催されると知って、家族で行ってみることにしました。

    画像1: 久しぶりの夏祭り。嬉しい限りです

    私は以前から家庭菜園が好きで、夏になるとベランダが色々な野菜でわんさかしていました。ここ最近は子どもが産まれたり、引っ越してベランダが狭くなってしまったり、現在も妊娠中だったりして、何もできていません。

    干からびたプランターの土を見るたびに、手間のかからない野菜か、せめてお花を植えたいなぁと思っていたのです。

    そんな時に知った「朝顔市」。鉢植えのまま購入できるので、それをベランダに置いておこう。そして毎日の水やりを娘とやったら楽しそうではないか。なんて考えてワクワクしていました。

    当日の午前中は用事があったので、夕方になる前に入谷に向かいました。そしたらなんということでしょう。初心者の凡ミスなのか、朝顔は午前中に売り切れてしまったとのこと。

    朝顔が並んでいたであろう、屋台の棚には「完売御礼」の札が揺れています。

    オーマイゴット。こんなこと、常連さんにしたら常識だったのかもしれませんが、知らなかった私はなかなかショック。

    とはいえ、せっかくここまで来たのだから、屋台で何か食べて帰ろうということになり、焼きそばやベビーカステラをつまんでいると、夫がやってきて言いました。

    「さっき屋台のおじさんに聞いたら、そこの鬼子母神神社で朝顔のお守りが買えるらしいよ!」

    私はネットで検索する派ですが、夫は聞き込みで情報を集める派です。足で稼ぐ情報の大切さを痛感しました。地元のことは地元の人に聞くべし!

    早速、すぐそこの入谷鬼子母神神社へ。小さな神社ですが風情があって私は好きです。母と子の神社ということもあって、今の我が家にぴったり。家族と子どもの健康と安産をお祈りして、朝顔のお守りを手に入れました。

    画像2: 久しぶりの夏祭り。嬉しい限りです

    何かを唱えながら火打ち石でカンカン! とお守りに力を込めてくれました。これがなんだかとってもありがたい。

    朝顔の鉢植えは残念ながら手に入れられませんでしたが、涼しげで思い出に残る朝顔のお守りを手に入れて、これはこれで大変満足しました。

    さて、蒸し蒸しと暑いなか出かけてぐったりしてしまいました。こんな時はスパイシーなものが食べたい。ということで、夕飯はタコライスにしました。屋台であんなに食べたのに、夕飯ももりもり食べられる私たちは夏バテ知らずかもしれません。

    来年こそは、朝顔をゲットするぞ! 相当悔しかった私は、タコライスを頬張りながら心を新たにし、早速携帯の来年7月のスケジュールに「入谷朝顔市」と入力したのでした。

    画像3: 久しぶりの夏祭り。嬉しい限りです


    画像4: 久しぶりの夏祭り。嬉しい限りです

    白鳥久美子(しらとり・くみこ)
    1981年生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部卒。2008年に川村エミコとたんぽぽ結成。10年、フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の公開オーディションで新レギュラーの座をつかみ一躍人気者に。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。趣味は、散歩、高圧電線観察、シルバニアファミリー。特技は、詩を書くこと。唎酒師(日本酒のソムリエ)の資格ももつ。



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