暑い時期によくある肌荒れに

マスクの摩擦や蒸れ、繰り返しの手洗いなどによる肌の赤みやかゆみ、乾燥に、抗炎症作用のあるハーブが役立ちます。

ホホバオイルと精油を使って
トリートメント（マッサージ）オイルのつくり方

刺激が少なく鎮静作用もあるローズウォーターで肌を整え、炎症を抑えるラベンダー精油入りのホホバオイルでしっかり保湿を。冷暗所に保存し、2週間くらいで使い切るとよいでしょう。

材料（つくりやすい分量）

用意するもの　

スポイト付きのガラスびん

つくり方

ガラスびんにホホバオイルを入れ、精油を加えてよく混ぜる。

精油を使って
ボディシャンプーのつくり方

ボディシャンプーで体じゅうをマッサージするように手洗いして。ゼラニウムとラベンダーの効果で皮脂バランスが整い、香りのいやしも。

材料（つくりやすい分量）

用意するもの　

ソープボトル

つくり方

ソープボトルにボディシャンプーを入れ、精油を加えてよく混ぜる。濃度1％を目安に、市販のボトル入りボディシャンプーにそのまま精油を入れてもいい。

〈監修／萩尾エリ子　撮影／寺澤太郎　取材・文／熊坂麻美〉

萩尾エリ子（はぎお・えりこ）

ハーバリスト。ナード・アロマテラピー協会認定アロマ・トレーナー。長野・茅野にて薬草店「蓼科ハーバルノート・シンプルズ」を営み、ハーブティーや精油の販売のほかアロマテラピーにまつわる講座も開催している。著書に『香りの扉、草の椅子』（扶桑社）ほか。11月上旬に、『天然生活』での連載をまとめた、『あなたの木陰』を発売予定。

蓼科ハーバルノート・シンプルズ | ハーブとアロマテラピーの専門店／長野県茅野市・萩尾エリ子

www.herbalnote.co.jp

※ 精油、ハーブウォーター、植物油などは健草医学舎／プラナロム、ボディシャンプーはスピカコーポレーションのスピカココ・全身シャンプーＳを使用
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです