(『天然生活』2020年2月号掲載)
おいしい「ミルクティー」の淹れ方
![画像: おいしい「ミルクティー」の淹れ方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/02/01/31e04337743c1b375bcc21af988ec145173bcddb.jpg)
![画像: ティーポット、茶こし、カップ、そして抽出の間にせっかくのお茶が冷めないよう、厚手のティーコゼーを用意](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/02/01/c55391eef8252af2f0009acd0b96932344e2e5ae.jpg)
ティーポット、茶こし、カップ、そして抽出の間にせっかくのお茶が冷めないよう、厚手のティーコゼーを用意
材料(2杯分)
● 水 | 200mL |
● 茶葉(正山小種) | 3g |
● 牛乳 | 100mL |
淹れ方
1 ガラスポットとカフェオレボウルを温める。注いだお湯はすてる。
![画像1: 淹れ方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/02/01/3700f286c11b633cee92c4b13652d7291182568e.jpg)
2 茶葉を入れ、お湯を写真ぐらいの高さから注ぐ。
![画像2: 淹れ方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/02/01/f102fa0488d021910dc8dee54c27735ae1fea654.jpg)
3 ティーコゼーをかぶせ、5分蒸らす。
![画像3: 淹れ方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/02/01/bb8903d2426003896f8b9e78b7caf2b41388bdd4.jpg)
4 電子レンジで温めた牛乳をカップの1/3ぐらいまで注ぐ。
![画像4: 淹れ方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/02/01/c75e9c986b2c7bdc9d7111b0c063f30d162c0fc6.jpg)
5 茶こしをしながら、3を4に注ぐ。
![画像5: 淹れ方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/02/01/65bed3502526559554b5262e26bea3d3e7f50c68.jpg)
「ミルクティー」のための基本の道具
素焼きの道具はお茶の香りを吸ってしまうので、釉薬がかかったものか、磁器のものを使いましょう。
茶海(ちゃかい)
![画像1: 「中国紅茶のミルクティー」のおいしい淹れ方と“冬におすすめ”の中国紅茶|TEALABO.t・武内由佳理さん](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/02/01/743a0137f262758ea2c646be3de545aca2730b6f.jpg)
お茶を茶杯に注ぐ際、濃淡を均一にするために使う。お茶の色がわかるよう、こちらも白が基本。
武内さんは伊藤環さん作のピッチャーを使用。
ティーコゼー
![画像2: 「中国紅茶のミルクティー」のおいしい淹れ方と“冬におすすめ”の中国紅茶|TEALABO.t・武内由佳理さん](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/02/01/15ea28da0b9e423f86d11f349b0014285c766f96.jpg)
抽出の間にお茶が冷めないように使う。できるだけ厚手のものがよい。
専用のものでなく、厚手の布類で包んでも。TEALABO.tオリジナル。
ガラスポット
![画像3: 「中国紅茶のミルクティー」のおいしい淹れ方と“冬におすすめ”の中国紅茶|TEALABO.t・武内由佳理さん](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/02/01/0e57f00afe1271d36cabeb72e104a17103a5cf2c.jpg)
紅茶を淹れるときは、お茶の抽出具合を見たいので、透明なガラス製のものが便利。
香りを吸わないのもガラスの利点。TEALABO.tオリジナル。
土びん
![画像4: 「中国紅茶のミルクティー」のおいしい淹れ方と“冬におすすめ”の中国紅茶|TEALABO.t・武内由佳理さん](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/02/01/27a72dcd05151ddc570201fa9f360e552f943f8e.jpg)
とくに気温の低い冬は、保温性の高い土びんでお湯を沸かすのがおすすめ。
武内さんが愛用しているのは、水切れがいい市川孝さんの土びん。
冬におすすめのお茶
体を温めたいこの季節は、厳しい環境で育ったゆえに、滋養をしっかりと抱き込んだお茶を味わいたくなります。
紅茶
正山小種(ラプサンスーチョン)
![画像: 紅茶 正山小種(ラプサンスーチョン)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/02/01/08b6f55c237c57a2b8af51b0d40fc16358806a5d.jpg)
世界で初めてつくられた紅茶といわれるのが松を燻したこの製法。
中国福建省の厳しい環境の岩山で育つため、ミネラル豊富で、体を温める。
紅茶
金駿眉
![画像: 紅茶 金駿眉](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/02/01/06e4bf88adda5fef74315ecaccb7879ad70f51c9.jpg)
スモーキーな味わいの正山小種に比べ、ふくよかできらびやかな風味をもつ。
同じく岩山で自生し、芽だけを集めるため希少性がある
<撮影/小禄慎一郎 取材・文/福山雅美>
武内由佳理(たけうち・ゆかり)
老舗日本茶専門店、料理家アシスタントを経て、2015年より台湾、中国、オリジナルブレンドティーを中心に「心と体を整えるお茶」を提案するTEALABO.tを主宰。2020年からお茶の淹れ方教室も予定。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです