人間ドックのきっかけは?
今回は、先日受けた人間ドックのお話しを。
まずは人間ドックを受けようと思ったきっかけは…からね。
ズバリ60歳の還暦を迎えて自分の身体のこれからのことを考えたからです。
お恥ずかしい話しですが、これまで都から届く健康診断を一度も受けたことがなかったのです。
そんな私が60歳となり、これからの10年をどうありたいか考えたとき『いつまでも大好きな旅を続けたい』と思ったの。
まだまだ行きたいところがたくさんある。旅先でおいしいものをパクパク食べたい。
人間ドックは、誕生日のプレゼント
毎年夫婦で誕生日プレゼントを贈り合っているのですが、60歳の誕生日プレゼントに『人間ドックの受診がいい!』と夫におねだり。
すごくいいプレゼントじゃないですか?
早速夫が見つけてきた人間ドックのチラシは基本が約50,000円ほどで「これで都合がいい日を予約したら」と。
いざ予約の電話をしてみると、今まで検査を受けてこなかったので気になる検査項目は色々あって、あの検査もこの検査もとどんどん追加してたら最終的には軽く10万円超えぇぇ! これにはさすがに優しい夫も苦笑。
でも奥さんの身体の事だものさすがに「もうちょっと安くしてほしい」とは言えませんよね。
初の胃カメラにドキドキ
人生初めての人間ドック…書類が届いた日から検査の前日まで緊張。緊張というより怖い。
何が怖いかと言うと胃カメラです。予約の電話で「バリウムにしますか? それともカメラは口から? 鼻から?」ってどれも未経験で選べない。(それぞれのデメリット? を説明をいただき最終的に鼻からカメラを入れる方法を選びました)
そうこうして迎えた当日。緊張のあまり検便が…出ず。参った。
検査は難しいことは何もなく、「次はあちらの部屋へ」「その次はこちらへ」と流れがちゃんとできているので指示通りレールにのればいいだけ。
3時間ほどで終わりました。検査結果は3〜4週間かかるそうですが、検査を受けてどう感じたか? 結論から言いますとホッとしました。
検査代はなかなかですが、大事な身体のことなのでこれからは定期的に受けていきたいと思います。
元気に大好きな旅ができて、旅先で自分の足でスタスタ歩けて、おいしく飲み食いできて、美しいもの見て感動したい。
仕事もまだまだ楽しみたい。
健康ならなんでもトライできる気がします。
まだ結果待ちだけど、今の気分はとても晴れやかです。
おまけ。
へへ。身長が1センチも伸びていました。
読んでくださってありがとー!
桜井かおり(さくらい・かおり)
文筆家。大手損害保険会社のOLを経て、東京・代官山「クリスマスカンパニー」にアルバイトとして勤務。その後、系列店のテディベア専門店「CUDDLYBROWN」で店長を務める。2001年3月、東京・松陰神社前で「カフェロッタ」をオープン。心のこもった接客に、全国からお客様が足を運び、お客様から相談やお手紙をもらうことも多かったそう。「カフェロッタ」は2021年9月末に建物老朽化のため、惜しまれつつ閉店。現在は、文筆業や、買い付けなどを行う。『カフェロッタのことと、わたしのこと』『愛してやまないカフェロッタのことと、わたしのこと』(ともに旭屋出版)に続く3冊目の著書『マダム・ロッタとパリ行かない?』(旭屋出版)が好評発売中。
インスタグラム:@kaorilotta
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