• 料理応援家の本多理恵子さんは50代。子どもも大きくなり、ひとりの時間も増えたといいます。ひとり時間は自分だけの時間。自分を甘やかしながら、うまく手を抜き、息を抜き、無理なく、ちょうどよくでいきましょう。心と体が元気でいるための、食や暮らしにまつわるエッセイ。今回は、みょうがたっぷりの焼き春巻きのレシピ。

    おつまみにもお弁当にもOKの、みょうがの焼き春巻き

    夏が近づくとみょうががたくさん出回ります。

    今回はおつまみにも、お弁当のおかずにもなるみょうがの焼き春巻きをご紹介します。

    春巻きの皮、みょうが、チーズは4等分し、大葉も半分に切って使うので、少ない材料でたくさん出来上がります。

    調理法は油で揚げずに焼いてつくるので、油の後片付けを気にする必要もなくヘルシーで軽い仕上がりになります。

    画像: 揚げずに焼くので、油も少量で済む

    揚げずに焼くので、油も少量で済む

    味付けは特に必要なく、チーズの塩味だけで美味しくいただけるのも気楽なポイントです。

    また、くるくる巻いた春巻きの閉じ口は水を塗るだけで大丈夫

    水溶き片栗粉などを用意する手間もありません。

    何を包んでもおいしい、春巻きの皮

    春巻きの皮が余ったら、違う具材でも楽しめます。

    例えばお子さんが喜ぶのは、縦に半分に切ったウィンナーとケチャップとチーズ

    大人向けには、細切りにしたちくわと大葉と梅ペースト(のりの佃煮でもOK)。

    いろんなバリエーションで「焼き春巻き」を楽しんでみてはいかがでしょう?

    簡単に気軽につくれるので、ぜひ出来たて熱々をどうぞ!

    最後に余った春巻きの皮は乾燥に注意が必要です。

    放っておくとパリパリになってしまいます。

    すぐ使わない場合は包装袋をピッタリと閉じるか、新たにラップで全体を包んでから、保存用のジップ式袋に入れて冷蔵保存してください。

    「みょうがとチーズの焼き春巻き」のつくり方

    画像: 「みょうがとチーズの焼き春巻き」のつくり方

    材料(8本分)

    画像: 材料(8本分)
    ● 春巻きの皮2枚
    ● みょうが4個
    ● 青じそ4枚
    ● スライスチーズ(溶けるタイプ)2枚
    ● 油適量

    つくり方

     春巻きの皮、みょうが、スライスチーズをそれぞれ1/4に切り、青じそは半分に切る。

     春巻きの皮にの具を全種類のせてくるくる巻き、皮の最後の部分に水をぬって閉じる。

    画像1: つくり方

     多めに油を入れたフライパンを中火で熱し、閉じ口を下にして並べ、こんがりと色がつくまで焼く。

    画像2: つくり方


    本多理恵子(ほんだ・りえこ)

    料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に(現在は休止中)。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)、『50歳からのひとりごはん』(集英社)などがある。

    インスタグラム:@cafe.rietta

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