片づけたはずなのになぜかすっきりしないのは、不用品をすぐに手放さず放置しているからでは? 整理収納アドバイザーのおふみさんに、使わないものを手元からすっきりとなくす方法を伺いました。今回は、「器」と「ホビーグッズ」の手放し方と、フリマアプリ出品のコツを教わります。
(『天然生活』2023年7月号掲載)
「器」
使用済みだと、買い手がつかないと考えるべき。
「寄付するか、「ジモティー」(Web上の掲示板サービス)を利用し、欲しい人に譲るといいでしょう。不燃ごみに出すことも現実的。自治体などで回収し、再生利用に役立てる例も」
「ホビーグッズ」
昔の趣味の道具や未使用の材料、コンサートグッズ、玩具などは、同じ趣味をもつ人が求めている可能性が大。
「フリマアプリやオークションサイトに出品すると、比較的早く売れます。同じ趣味の人に声をかけると譲れる場合も」
フリマアプリなどへの出品は期限を決めて
フリマアプリに出品したものの、売れずに結局手放せないことも。しっかり期限を決めて、確実に手放すことが肝心です。
出品
同じような商品の相場を調べ、同価格帯に設定。人がよく見る週末や夜などに出品することも大切。
値下げ
「いいね」マークを押した人には、値下げの通知が届く。商品の存在を思い出してもらうきっかけに。
コメント追記
フリマアプリから商品を取り下げる期限を書き込むと、再び「いいね」マークを押した人へ通知が。
ほかの方法へ
リサイクルショップや知人などへの譲渡、ごみに出すなど、フリマアプリ以外の方法に切り替える。
<監修・イラスト/おふみ 取材・文/秋山香織>
おふみ
「イラストレーター。整理収納アドバイザー1級。引っ越しを機に、汚部屋状態だった自宅を片づけ始め、いまでは、家財の物量を大型ワゴン車1台分に保つ。その経験を生かし、イラストとともに綴るブログなどが人気に。著書に『おふみさんの捨てログ』(文響社)など。ブログ「ミニマリスト日和」https://www.minimalistbiyori.com/、インスタグラム@ofumi_3
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです