• 料理応援家の本多理恵子さんは50代。子どもも大きくなり、ひとりの時間も増えたといいます。ひとり時間は自分だけの時間。自分を甘やかしながら、うまく手を抜き、息を抜き、無理なく、ちょうどよくでいきましょう。心と体が元気でいるための、食や暮らしにまつわるエッセイ。今回は、あると便利な薬味だれ・夏の味覚・青じそでつくる「大葉味噌」のお話。

    大葉の大量消費にもなる、大葉味噌

    夏から秋にかけて旬を迎える大葉は薬味として重宝します。

    しかし案外と余りがちで、他には何に使っていいのか困ってしまうことありませんか?

    ちなみに大葉は買ってきたら束のまま流水でサッと洗い、軸を下にして瓶にたてて入れ冷蔵保存すると2週間くらい持ちます

    画像1: 大葉の大量消費にもなる、大葉味噌

    葉に着いた水滴が下にたまるので、水を足さなくてもそのままで大丈夫。

    ただ、放っておくと水も腐りますから、2日に一度くらいは瓶から取り出し流水で葉も瓶も洗って同じように保存してください。

    短期間で使いきれなくても、変色したり、しんなりしてしまったりすることなく青々と保てます。

    使う瓶は大葉を立てて入れられる高さのものを選ぶのがポイントです。

    今回ご紹介するのは、それでも余ってしまった大葉を味噌と一緒に煮詰めてしまうレシピです。

    冷蔵で1カ月は日持ちするので、ついでにもう1束買い足して倍量でつくるのも良いかもしれません。

    白いごはんはもちろん、そう麺や冷ややっこ、トーストにもよく合います

    画像2: 大葉の大量消費にもなる、大葉味噌

    私はオリーブオイルとレモン汁か酢を加えて溶き、ドレッシングにすることもあります。

    トマトサラダや冷しゃぶにも使えます。

    辛いのが好きな方は、七味唐辛子を足してピリ辛にするのもおすすめです。

    大葉味噌のつくり方

    画像: 大葉味噌のつくり方

    材料(つくりやすい分量)

    画像: 材料(つくりやすい分量)
    ● 大葉10~15枚
    ● 味噌大さじ3
    ● みりん大さじ1
    ● 酒大さじ1
    ● 砂糖大さじ1
    ● 白いりごま大さじ1
    ● ごま油大さじ1

    つくり方

     フライパンに大葉・いりごま以外の材料を入れ、中火でねっとりするまで混ぜながら加熱する。

     みじん切りにした大葉とごまを加えてさっとからめて完成。

    画像: つくり方


    本多理恵子(ほんだ・りえこ)

    料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に(現在は休止中。秋にリニューアル再開予定)。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)、『50歳からのひとりごはん』(集英社)などがある。

    インスタグラム:@cafe.rietta

    ボイシー:@cafe.rietta

    https://ameblo.jp/caferietta/

    * * *

    『50歳からのひとりごはん 少量・手抜き料理で生きていく!』(本多理恵子・著/集英社・刊)|amazon.co.jp

    『50歳からのひとりごはん 少量・手抜き料理で生きていく!』(本多理恵子・著/集英社・刊)

    『50歳からのひとりごはん 少量・手抜き料理で生きていく!』(本多理恵子・著/集英社・刊)|amazon.co.jp

    amazonで見る



    This article is a sponsored article by
    ''.